この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:職場・友人・SNS・恋愛・ファッションの5場面を、A:B:の対話で紹介します。
- 違い:「I remember.」は自分の記憶、「That reminds me.」は直前の話題がきっかけで思い出したと伝えます。
- 別表現:Which reminds me/Speaking of which/Oh, before I forget など。
会話の最中に、ふと大事なことを思い出した。——そんなとき、話をスムーズにつなげる一言が欲しいですよね。
この記事では、「That reminds me.」の意味と使い方を、通訳者の目線で解説します。ネイティブが毎日のように口にする、会話の便利フレーズです。
「That reminds me」の基本的な意味
「remind」は「思い出させる」。直訳は「それが私に思い出させる」で、それで思い出したという意味になります。
文法では「remind A of B(AにBを思い出させる)」という語法があります。「That reminds me.」は、その会話版です。目の前の話題が引き金になって、別のことが頭に浮かんだ、と伝えます。
どんな場面で使うのか
- 相手の話をきっかけに、やるべきことを思い出したとき
- 関連する話題を、自然に切り出したいとき
- 伝え忘れていたことを、思い出して付け足すとき
例えば、「It started to rain.(雨が降りだした)」に対して「Oh, that reminds me. I should bring in the laundry.(それで思い出した。洗濯物を取り込まないと)」と返します。
会話例5選

職場で
A:The meeting is at three tomorrow.
会議は明日の3時だよ。
B:Oh, that reminds me. I need to book the room.
あ、それで思い出した。会議室を予約しなきゃ。
A:I already did it for you.
もう私が予約しておいたよ。
B:Thank you so much!
本当にありがとう!
友人と
A:It started to rain.
雨が降りだしたよ。
B:Oh, that reminds me. I should bring in the laundry.
あ、それで思い出した。洗濯物を取り込まないと。
A:Go ahead. I’ll wait here.
行っておいで。ここで待ってるから。
B:I’ll be right back.
すぐ戻るね。
SNSで
A:Did you see that new movie trailer?
あの新作映画の予告、見た?
B:Yes! That reminds me. The tickets go on sale today.
うん! それで思い出した。今日がチケットの発売日だ。
A:Let’s buy them now.
今すぐ買おうよ。
B:I’ll set an alarm.
アラームをかけておくね。
恋愛で
A:Our first date was in this café.
私たちの初デートは、このカフェだったね。
B:That reminds me. I still have the receipt.
それで思い出した。まだレシートを持ってるんだ。
A:Really? That’s so sweet.
本当に? すごくうれしい。
B:I’ll show you later.
あとで見せるね。
ファッションで
A:I love your scarf.
そのスカーフ、素敵だね。
B:Thanks! That reminds me. I have a matching hat at home.
ありがとう! それで思い出した。家にお揃いの帽子があるんだ。
A:Bring it next time!
今度、持ってきてよ!
B:Sure, I will.
うん、持ってくるね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
ポイントは、きっかけとなる話題があることです。何もないところで突然思い出したときは、「Oh, I just remembered.」などを使います。「That reminds me.」は、会話のつなぎ目をなめらかにしてくれる、潤滑油のようなフレーズです。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| That reminds me. | 直前の話をきっかけに思い出した | 関連する話題への切り替え |
| Speaking of which | その話といえば、と話題を広げる | 同じテーマで話を続けるとき |
| Oh, I just remembered. | きっかけなく、ふと思い出した | 唐突に思い出したとき |
次に読みたいフレーズ
思い出した用事を、先に伝えるときに使える表現はこちらです。
使い方のポイント・注意点
- 主語は「That」です。「It reminds me.」でも通じますが、定番は「That」です。
- 思い出した内容は、そのあとに続けて言います。
- 「remind A of B」の形で、「That reminds me of my school days.」のようにも使えます。
まとめ:「That reminds me」の意味
「That reminds me.」は、それをきっかけに思い出したと伝える表現でした。話題をつなぐ一言として、ぜひ使ってみてください。
ほかの定番フレーズも、まとめて確認したい方はこちらもどうぞ。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
定番フレーズは、知っている人ほど「使えていない」ことが多い表現でもあります。
頭では分かっているのに、実際の会話になると別の言い回しに逃げてしまう。これは英会話で誰もが通る道です。
なぜ「知る」だけでは話せるようにならないのか。10年通訳の経験から、その理由を5つにまとめました。

