「to be honest」と「honestly」の違いを3分で理解!通訳者が教えるネイティブの使い方・会話例文5選

この記事を書いた人

アメリカ在住5年・米国サンフランシスコ州立大学卒業。企業の代表取締役の専任通訳・翻訳を約10年担当。YouTubeチャンネル「筋トレ英会話」運営。

「to be honest」と「honestly」——どちらも「正直に」なのに、なぜ使い分けるのか

どちらも「正直に言うと」という意味に聞こえるのに、ネイティブはこの2つをしっかり使い分けています。その違いを知っているかどうかで、英会話の自然さがぐっと変わります。

“To be honest”(略:TBH)は、「正直に言うと・本音を言えば・実を言えば」という意味の前置き表現です。文頭に置いて「これから本音を言いますよ」というシグナルとして使われます。やや重みのある本音表現で、少し言いにくいことや、相手が期待していない意見を伝える前に使うのが典型的な使い方です。

“Honestly” は、「正直なところ・本当に・まったく」という意味の副詞です。文頭・文中・文末のどこにでも置けて、感情の強調・驚き・呆れ・共感を表すときにも幅広く使われます。

日本語で言えば、”to be honest” は「ぶっちゃけ・本音を言えば」、”honestly” は「正直・本当に・まったくもう」に近いニュアンスです。

「本音の宣言」vs「感情の温度計」——この違いが核心

2つの最大の違いは「重さ」と「使える位置」と「役割」にあります。

“To be honest” は文頭に固定されることがほとんどで、「少し言いにくいことを伝える前の宣言」として機能します。聞いている側は「あ、次に本音が来るな」と自然に構えます。

一方 “honestly” は文のどこにでも置けて、役割も幅広いです。①本音の強調、②驚き・呆れの感情表現、③相手への共感や同意の強調——感情の温度をそのまま言葉に乗せる表現として非常に便利です。”Honestly, I’m exhausted.”(正直、もうヘトヘト)のように、気持ちをそのまま吐き出す場面で特に力を発揮します。

会話例

場面1:職場の会議——本音を率直に伝える(to be honestの使い方)

A: What did you think of the proposal we submitted?
(提出した提案書、どうでしたか?)

B: To be honest, the concept is strong but the data section needs more support. I think we should revisit it before the next meeting.
(正直なところ、コンセプトは強いですがデータのセクションにもっと裏付けが必要です。次の会議前に見直すべきだと思います。)

場面2:友人への正直な感想——言いにくいことを伝える(to be honestの使い方)

A: What did you think of my presentation?
(プレゼン、どうだった?)

B: To be honest, the content was great but you spoke a bit too fast. Slow it down next time and it’ll be perfect.
(正直に言うと、内容はよかったけど少し話すのが速かった。次回は落ち着いて話せば完璧だよ。)

場面3:感情を強調する——驚き・呆れを表現(honestlyの使い方)

A: Can you believe they canceled the event at the last minute again?
(また直前にイベントをキャンセルするなんて、信じられる?)

B: Honestly, I’m so done with this. It’s the third time they’ve done this to us.
(本当に、もう限界。これで3回目だよ。)

場面4:恋愛——2つを組み合わせた本音トーク

A: Do you actually enjoy spending time with my friends?
(本当に私の友達と一緒にいるの楽しい?)

B: To be honest, some of them I really click with. But honestly, I’d always rather it just be the two of us.
(正直に言うと、気が合う人も多いよ。でも本音を言えば、いつも2人の方がいいかな。)

場面5:SNS——本音の投稿(TBH + honestlyのコンボ)

Post: TBH, I used to think I needed a big social circle to be happy. Honestly, all I needed was a few real ones and some quiet time to myself. Quality over quantity, always. 🙏
(ぶっちゃけ、幸せになるには広い交友関係が必要だと思ってた。でも本当に必要だったのは、数人の本物の友人と、自分だけの静かな時間だった。量より質、いつだって。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

この2つの違いを一言で言うなら、“to be honest” は「これから本音を言います」という宣言、”honestly” は「感情や強調をそのまま乗せる言葉」です。特に場面4の会話例のように、2つをコンボで使うことでより豊かな表現が生まれます。

また、リールでよく取り上げられる比較として “to be honest” vs “to be frank” があります。どちらも「正直に言うと」ですが、”to be frank” の方が少し直接的でストレートなニュアンスがあります。

似た表現との比較を見てみましょう。

表現意味ニュアンス・特徴
to be honest (TBH)正直に言うと本音の前置き。文頭固定。やや重みのある本音の宣言
honestly正直・本当に・まったく感情の温度計。文のどこにでも置ける副詞。驚き・呆れ・共感にも使える
to be frank率直に言うと“to be honest” より直接的でストレート。やや強めの本音表現
not gonna lie (NGL)嘘つかないけどSNS・テキストで定番。”TBH” よりカジュアルでユーモラス
if I’m being real本当のことを言うとよりカジュアルでストリート感がある。若者言葉寄り

特に “to be honest” と “honestly” を同じ文の中でコンボ使いするのが、場面4・5のように非常に自然なネイティブの表現です。「本音の宣言(to be honest)→ 感情の強調(honestly)」の流れを意識して使うと、一気に会話がこなれた印象になります。

「筋トレ英会話」的な覚え方

to be honest = 本音モードのスイッチ(文頭に固定)
honestly = 感情の温度計(どこにでも置ける)

このイメージで、次の3フレーズをセットで覚えましょう。

1. “To be honest, I’m not sure about this.”(正直、これについては確信が持てない)→ 本音の宣言として文頭に置く定番フレーズ
2. “Honestly, that’s impressive.”(本当に、それはすごい)→ 感情を強調する “honestly” の使い方
3. “TBH… honestly, same.”(ぶっちゃけ……本当にそれ)→ SNSやテキストで共感を示す定番コンボ

「本音の宣言 = to be honest、感情の強調 = honestly」この使い分けを意識するだけで、どちらも自然に使いこなせます。

使い方のポイント・注意点

“to be honest” は文頭に置く:基本的に文の最初に置いて使います。”I to be honest don’t know.” のような語順は不自然です。

“honestly” は感情の温度計として使う:驚き・呆れ・感動など、感情が高ぶっているときに “Honestly!” と一言言うだけで気持ちが伝わります。

コンボで使うのが上級テクニック:”To be honest… honestly…” の流れで2つをセットで使うと、ネイティブらしい自然な会話になります。ぜひ意識して使ってみてください。

多用しすぎに注意:どちらも頻繁に使いすぎると印象が薄れます。ここぞというときに使うのが効果的です。

まとめ:「to be honest」と「honestly」の違い

似ているようで役割が異なる “to be honest”“honestly”。前者は「これから本音を言います」という宣言の前置き、後者は「感情や強調をそのまま乗せる副詞」です。2つをうまく使い分け、さらにコンボで使えるようになると、英会話の表現力がぐっと豊かになります。次の会話でぜひ両方試してみてください!

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