目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「標的・非難の的」を表す言葉で、比喩的によく使われます。
- in the crosshairs で「攻撃・批判の的になっている」と言えます。
- 言い換えはunder fire/in the line of fireなどがあります。
「彼は今、批判の的になっている」——狙われている状況を、英語では「in the crosshairs」と言います。crosshairs は照準器の「十字線」。そこから比喩的に「標的・攻撃や非難の的」を表す表現になりました。ニュースでも頻出のフレーズです。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「crosshairs」の基本的な意味
crosshairs は本来、銃や望遠照準器に見える「十字の照準線」を指します。そこから in the crosshairs の形で「標的にされている・攻撃や非難の的になっている」という比喩表現として使われます。実際に狙撃されるというより、批判・追及・監視の対象になっている、という意味で使うのが一般的。under fire とほぼ同義です。
どんな場面で使うのか
スキャンダルで批判を浴びる人物、規制当局に目をつけられた企業、SNSで炎上した人など、「集中的に狙われている・追及されている」場面で使います。報道やビジネスの議論で頻出。put someone in the crosshairs で「〜を標的にする」とも言えます。緊張感のある状況を的確に描ける表現です。
会話例5選

① 批判
A: How’s the CEO doing after the scandal?
B: He’s really in the crosshairs right now.
(A: スキャンダル後、CEOはどう? B: 今、完全に批判の的になってるよ)
② 標的
A: Why is everyone criticizing him?
B: That policy put him in the crosshairs.
(A: なんでみんな彼を批判してるの? B: あの政策で標的になったんだ)
③ 競争
A: Is the company in trouble?
B: They’re in the crosshairs of regulators.
(A: あの会社まずいの? B: 規制当局に狙われてるんだ)
④ SNS
A: What happened to her online?
B: She found herself in the crosshairs after one post.
(A: 彼女、ネットで何があったの? B: 一つの投稿で攻撃の的になっちゃったんだ)
⑤ 文字通り
A: Did the sniper have a clear shot?
B: Yes, the target was right in the crosshairs.
(A: 狙撃手はしっかり狙えた? B: ああ、標的はぴったり照準に入ってた)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「標的・攻撃を受ける」系の表現と並べると、in the crosshairs の使いどころが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| In the crosshairs | 標的・攻撃の的になっている | 批判・追及を受ける |
| Under fire | 非難を浴びている | 集中攻撃を受ける |
| Target | 標的にする | 狙いを定める |
| In the line of fire | 矢面に立つ | 攻撃を受ける立場 |
次に読みたいフレーズ
「ボロカスに批判する・こき下ろす」を表すネイティブスラングも、あわせて覚えておくと「批判・攻撃」の表現が広がります。
使い方のポイント・注意点
- crosshairs は銃や照準器の「十字線」を指します。
- in the crosshairs で「標的・攻撃/非難の的になっている」を表します。
- 実際の照準だけでなく、批判・追及の対象を比喩的に表します。
- under fire とほぼ同義です。
まとめ:「crosshairs」の意味
「crosshairs」は、照準の十字線から転じて「標的・非難の的」を表す言葉です。in the crosshairs で「狙われている・批判の的になっている」を表せるのがポイント。under fire や in the line of fire とセットで覚えておくと、「攻撃される側」の状況を的確に描けます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

