目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “hack it” は「やり遂げる・うまく対処する・なんとかこなす」を意味するカジュアルな表現だ。
- 困難な状況を乗り切れるか・耐えられるかを話す場面で使われる。“Can you hack it?”・”I can’t hack it.”・”He couldn’t hack it.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 主に否定形 “can’t hack it”(やっていけない・耐えられない)の形でよく使われ、能力や精神的なタフさを問うニュアンスがポイントだ。
「やり遂げられる」「なんとかこなす」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うカジュアルな表現が “hack it” だ。
「hack it」の基本的な意味
結論から言うと、“hack it” は「やり遂げる・うまく対処する・なんとかこなす・耐える」を意味するカジュアルな表現だ。
困難な状況・厳しい仕事・プレッシャーに対応してやっていけるかを表す。特に否定形 “can’t hack it”(やっていけない・耐えられない・力不足だ)の形でよく使われる。能力的・精神的にその状況を乗り切れるかを問うニュアンスがある。コンピュータの “hack” とは無関係の口語表現だ。
どんな場面で使うのか
- 厳しい仕事をこなせるか問うとき:プレッシャーに耐えられるか確認するとき
- 力不足を認めるとき:「自分にはやっていけない」と言うとき
- 挫折・脱落を表すとき:厳しさに耐えられず辞めることを表すとき
- タフさを評価するとき:困難を乗り切れる人を表すとき
会話例5選

① 厳しい仕事をこなせるか問うとき
Kate: This job involves a lot of overtime and pressure.
(この仕事は残業もプレッシャーも多いよ。)
Hiro: I think I can hack it. I work well under pressure.
(やっていけると思う。プレッシャーには強いんだ。)
② 力不足を認めるとき
Tom: How’s the new boot camp going?
(新しいブートキャンプはどう?)
Sarah: Honestly, I’m not sure I can hack it. It’s brutal.
(正直、やっていけるか自信ないよ。きつすぎる。)
③ 脱落を表すとき
Mia: Whatever happened to the new recruit?
(あの新人どうなったの?)
Hiro: He couldn’t hack it and quit after a month.
(やっていけなくて1ヶ月で辞めたよ。)
④ タフさを評価するとき
Kate: The training program is notoriously tough.
(あのトレーニングは厳しいことで有名だよね。)
Tom: She’s tough, though. She can definitely hack it.
(でも彼女はタフだから。絶対やり遂げられるよ。)
⑤ 自分を励ますとき
Sarah: Are you sure you want to take on this challenge?
(本当にこの挑戦を引き受けたいの?)
Hiro: Yeah. It’ll be hard, but I can hack it.
(うん。大変だろうけど、やり遂げられるよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「やり遂げる・対処する」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| hack it | やり遂げる・耐える。厳しい状況を乗り切る能力・タフさを問う。 |
| cut it | うまくやる・期待に応える。”hack it” に近い。”not cut it” でよく使う。 |
| cope with | 〜に対処する・うまくやっていく。中立的でやや穏やか。 |
| manage | なんとかやる・こなす。最も一般的で中立的な表現。 |
| make the cut | 基準を満たす・選抜に残る。合格・選抜のニュアンス。 |
“hack it” の特徴は「厳しさに耐えるタフさ」を問うニュアンス。”manage”(なんとかこなす)より、精神的・能力的に乗り切れるかという挑戦的な響きが強い。”can’t cut it” もほぼ同じ意味で使える。
同じく「困難を耐え抜く・乗り切る」ことを表す表現です。あわせて覚えておきましょう。
使い方のポイント・注意点
- 否定形 “can’t hack it” が最頻出:「やっていけない・耐えられない」という形でよく使う。
- “it” は固定:常に “hack it” の形で、目的語は “it” のまま使う。
- 能力・精神的タフさを問う:単なる作業でなく、厳しい状況に耐えられるかのニュアンス。
- カジュアルな表現:日常会話向け。フォーマルな場では “handle” や “cope with” を使う。
まとめ:「hack it」の意味
“hack it” は「やり遂げる・うまく対処する・耐える」を意味するカジュアルな表現だ。厳しい状況を乗り切れる能力・タフさを問うニュアンスがあり、特に否定形 “can’t hack it”(やっていけない)でよく使われる。”Can you hack it?” の形でそのまま覚えておくと、困難への対応力を自然に表現できるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

