目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “out of the woods” は「危機を脱して・峠を越えて・安心できる状態になって」を意味するイディオムだ。
- 病気の回復・困難な状況・経済的危機などを乗り越えた場面で使われる。“not out of the woods yet”・”finally out of the woods”・”We’re out of the woods now.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 森(woods)で迷った状態から抜け出すイメージが語源で、特に否定形 “not out of the woods yet”(まだ油断できない)の形でよく使われる点がポイントだ。
「危機を脱した」「峠を越えた」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “out of the woods” だ。
「out of the woods」の基本的な意味
結論から言うと、“out of the woods” は「危機を脱して・峠を越えて・安心できる状態になって」を意味するイディオムだ。
暗い森(woods)の中で迷っている危険な状態から抜け出すイメージが語源。病気・困難・危機などを乗り越えて安全な状態になることを表す。特に “not out of the woods yet”(まだ危機を脱していない・まだ油断できない)という否定形でよく使われる。
どんな場面で使うのか
- 病気・けがの回復を話すとき:危険な状態を脱したことを伝えるとき
- 困難な状況を乗り越えたとき:問題が解決に向かっているとき
- 経済的危機を脱したとき:財政難から抜け出したとき
- まだ油断できないと伝えるとき:否定形で「まだ安心できない」と注意を促すとき
会話例5選

① 病気の回復を伝えるとき
Kate: How’s your father doing after the surgery?
(お父さん、手術の後どう?)
Hiro: The doctor says he’s finally out of the woods. What a relief.
(医者がやっと危機を脱したって。本当にほっとしたよ。)
② まだ油断できないと伝えるとき
Tom: So the project is saved?
(じゃあプロジェクトは救われたの?)
Sarah: We’re not out of the woods yet. There’s still a lot to do.
(まだ油断できないよ。やることがまだたくさんある。)
③ 経済的危機を脱したとき
Mia: How’s the business doing now?
(事業は今どう?)
Hiro: We had a rough year, but we’re finally out of the woods.
(厳しい1年だったけど、やっと危機を脱したよ。)
④ 困難を乗り越えたとき
Kate: You seemed so stressed last month.
(先月すごくストレス溜まってそうだったね。)
Tom: I was, but I’m out of the woods now. Things have settled down.
(そうだったけど、もう峠は越えたよ。落ち着いてきた。)
⑤ 慎重な見通しを語るとき
Sarah: The test results looked better this time.
(今回は検査結果が良くなってたね。)
Hiro: Yes, but the doctor says I’m not completely out of the woods yet.
(うん、でも医者はまだ完全には安心できないって言ってる。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「危機を脱する」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| out of the woods | 危機を脱して・峠を越えて。特に病気・困難からの回復に使う。 |
| over the hump | 山を越えて・最も困難な時期を過ぎて。”out of the woods” に近い。 |
| in the clear | 危険・疑いがなくなって。完全に安全になったニュアンス。 |
| turn the corner | 峠を越える・好転する。状況が改善し始めたニュアンス。 |
| weather the storm | 嵐を乗り切る・困難を耐え抜く。危機の最中を耐えるニュアンス。 |
“out of the woods” の特徴は否定形 “not out of the woods yet” で「まだ油断できない」と注意を促す使い方が多い点。完全に安心できる “in the clear” との違いを意識しよう。
同じくネイティブがよく使うイディオムです。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “not out of the woods yet” が最頻出の形:「まだ危機を脱していない・油断できない」という否定形でよく使われる。
- 病気・回復の文脈でよく使う:医療の場面で「危険な状態を脱した」という意味で頻出。
- “finally out of the woods” で安堵を表せる:「やっと危機を脱した」という安心感を伝えられる。
- 困難・経済危機など幅広く使える:病気以外にもビジネス・個人的な困難の文脈で使える。
まとめ:「out of the woods」の意味
“out of the woods” は「危機を脱して・峠を越えて」を意味するイディオムだ。森で迷った状態から抜け出すイメージが語源で、病気の回復・困難・経済危機を乗り越えた場面で使う。特に “not out of the woods yet”(まだ油断できない)の否定形で頻繁に使われるので合わせて覚えておこう。
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