特定の人にばかり厳しく当たったり、からかったりする——そんな「いじめる」様子を表すのが「pick on」という句動詞です。
この記事の要約
- 「pick on」は「いじめる、からかう、目の敵にする」という意味の句動詞
- 深刻ないじめから軽いからかいまで、幅広い場面で使われる
- 「bully」など似た表現との違いも解説
文脈によって深刻さの度合いが変わる、幅のある表現です。
「pick on」の基本的な意味
「pick on」は「(特定の人を)選んで、いじめる、からかう」という意味の句動詞です。「Why do you always pick on me?」なら「なんでいつも私ばかりいじめるの?」という意味になります。深刻ないじめから、友人同士の軽いからかいまで、文脈によって幅広く使われます。
「pick on someone your own size」(自分と同じくらいの相手を選べ)という慣用句もあり、弱い者いじめを非難するときに使われます。
どんな場面で使うのか
学校や職場でのいじめについて話すとき、友人同士の軽いからかいを表すとき、特定の人ばかりが厳しく扱われる状況を伝えるときなど、幅広い文脈で使われます。
会話例5選

職場で
A: The manager always picks on the new hires.
マネージャー、いつも新入社員ばかりいじめるんだよね。
B: That’s not fair at all.
それは本当に不公平だね。
友人と
A: Stop picking on me about my cooking!
私の料理のこと、からかうのやめてよ!
B: I’m just teasing, it’s actually good.
ただからかってるだけだよ、実際美味しいよ。
SNSで
A: People online keep picking on her looks.
ネットで彼女の見た目ばかりいじられてるみたい。
B: That’s really unkind.
それは本当に酷いね。
恋愛の場面で
A: Why do you always pick on my driving?
なんでいつも私の運転にケチつけるの?
B: I’m just kidding, you’re a great driver.
冗談だよ、運転上手だよ。
家族との会話で
A: My brother always picks on me at dinner.
お兄ちゃん、いつも夕食でいじってくるんだよね。
B: That’s just how he shows he loves you.
それが彼なりの愛情表現なんだよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「pick on」は文脈によって深刻さが変わる表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| pick on | 軽いからかいから深刻ないじめまで、幅広く使える言い方 |
| bully | 「いじめる」という、より深刻で意図的な行為を表す言い方 |
| tease | 「からかう」という、軽く友好的なニュアンスの言い方 |
次に読みたいフレーズ
親しい間柄を表す関連表現として、「two peas in a pod」も合わせて読んでおくと、対人関係の語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「pick on + 人」の形で使う
- 文脈によって深刻ないじめにも軽いからかいにもなる
- 「Why do you always pick on me?」など疑問文でもよく使われる
まとめ:「pick on」の意味
「pick on」は「いじめる、からかう」という意味の句動詞です。特定の人への言動を伝えたいときに、文脈に応じてぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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