目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「態度がコロコロ変わる・気まぐれ」を表すイディオムです。
- He runs hot and cold. の形で「彼は態度がコロコロ変わる」と言えます。
- 言い換えはblow hot and cold/mixed signalsなどがあります。
「あの人、態度がコロコロ変わるよね」——熱心だったり冷たかったり、気まぐれな様子を、英語では「run hot and cold」と言います。熱い(hot)と冷たい(cold)を行き来する、というイメージの表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「run hot and cold」の基本的な意味
run hot and cold は「態度がコロコロ変わる・気まぐれ・熱しやすく冷めやすい」という意味のイディオムです。hot(熱心)と cold(冷淡)を行ったり来たりする様子から来ています。blow hot and cold という形の方が定番で、意味は同じ。一貫しない態度への、軽い批判のニュアンスを含みます。
どんな場面で使うのか
相手の態度や気持ちが一貫せず、乗り気だったり冷めたりを繰り返すときに使います。恋愛でのあいまいな態度、仕事での気まぐれな判断、熱意の上下などが典型。「どっちなの?」ともどかしく感じる状況にぴったりの表現です。
会話例5選

① 恋愛
A: How are things with him?
B: He runs hot and cold, so I never know where I stand.
(A: 彼とはどうなの? B: 態度がコロコロ変わって、どういうつもりか分からないんだ)
② 友人
A: Is she coming on the trip or not?
B: Who knows—she blows hot and cold about it.
(A: 彼女旅行来るの来ないの? B: さあ、乗り気だったり冷めたりなんだ)
③ 仕事
A: Does the client like the design?
B: They run hot and cold on it.
(A: クライアントはデザイン気に入ってる? B: 乗ったり引いたりなんだよ)
④ 気分
A: Is he still into photography?
B: His enthusiasm runs hot and cold.
(A: 彼まだ写真にハマってる? B: 熱意が上がったり下がったりだね)
⑤ 態度
A: I’m not sure how I feel yet.
B: Don’t run hot and cold—just tell me honestly.
(A: まだ自分の気持ちが分からなくて B: コロコロ変えないで、正直に教えて)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「一貫しない態度」系の表現と並べると、run hot and cold の使いどころが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Run/blow hot and cold | 態度がコロコロ変わる | 気まぐれ・一貫しない |
| Mixed signals | どっちつかずのサイン | 相手の意図が読めない |
| Wishy-washy | 優柔不断・煮え切らない | はっきりしない態度 |
| On-again, off-again | くっついたり離れたり | 関係が不安定 |
次に読みたいフレーズ
「思わせぶりな態度をとる・気を持たせる」を表す表現も、あわせて覚えておくと気まぐれな態度まわりの語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- run/blow hot and cold で「態度がコロコロ変わる」を表します。blow の方が定番です。
- 恋愛・仕事・気分など幅広い場面で使えます。
- mixed signals(どっちつかずのサイン)と近い表現です。
- 一貫しない態度への、軽い批判のニュアンスを含みます。
まとめ:「run hot and cold」の意味
「run hot and cold」は、「態度がコロコロ変わる・気まぐれ」を表すイディオムです。hot と cold を行き来するイメージで覚えやすいのがポイント。blow hot and cold の形とセットで押さえておくと、あいまいな態度をずばり表現できます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

