目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「動かぬ証拠・決定的証拠」を表すイディオムです。
- This is the smoking gun. の形で「これが動かぬ証拠だ」と言えます。
- 言い換えはhard evidence/caught red-handedなどがあります。
「これが動かぬ証拠だ」——疑いを確定させる決定的な証拠を、英語では「smoking gun」と言います。「発砲直後で煙が出ている銃」=犯行の決め手、というイメージが語源。事件やスキャンダルの報道でよく登場する表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「smoking gun」の基本的な意味
smoking gun は「動かぬ証拠・決定的証拠」という意味のイディオムです。撃った直後で煙が立ちのぼる銃を犯人が握っていれば、犯行は一目瞭然——そのイメージから「言い逃れできない決め手」を表します。不正・犯罪・スキャンダルなどの決定的な裏付けを指すのが典型。the smoking gun と the をつけて使うことが多い表現です。
どんな場面で使うのか
調査や捜査、報道などで「これで決まり」という決定的な証拠が出てきた場面で使います。逆に、not a smoking gun の形で「怪しいが決め手に欠ける」と言うことも。ニュースやビジネス、議論の中で「言い逃れできない証拠」を語るときに便利な表現です。
会話例5選

① 調査
A: What finally proved it?
B: The email was the smoking gun.
(A: 何が決め手になったの? B: あのメールが動かぬ証拠だったんだ)
② 事件
A: How did they crack the case?
B: They finally found the smoking gun.
(A: どうやって事件を解決したの? B: ついに決定的証拠を見つけたんだ)
③ ビジネス
A: Can we prove they copied us?
B: Not yet—there’s no smoking gun.
(A: 盗用を証明できる? B: まだだ、決定的証拠がない)
④ 議論
A: Why are you so sure?
B: This document is the smoking gun.
(A: なんでそんなに確信してるの? B: この書類が動かぬ証拠だからだよ)
⑤ 否定
A: So he’s guilty, right?
B: It’s suspicious, but it’s not a smoking gun.
(A: じゃあ彼が犯人だね? B: 怪しいけど、決め手にはならないよ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「証拠・決め手」系の表現と並べると、smoking gun の決定力が見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Smoking gun | 動かぬ証拠・決定的証拠 | 疑いを確定させる証拠 |
| Hard evidence | 確たる証拠 | 具体的で確実な証拠 |
| Caught red-handed | 現行犯で捕まる | 決定的瞬間を押さえる |
| Open-and-shut case | 明白な事件 | 議論の余地がない |
次に読みたいフレーズ
「証拠を押さえられた・バレバレ」を表すネイティブスラングも、あわせて覚えておくと「証拠・発覚」の表現が広がります。
使い方のポイント・注意点
- smoking gun で「動かぬ証拠・決定的証拠」を表します。
- 「発砲直後の煙の出た銃」=犯行の決め手、が語源です。
- 不正・犯罪・スキャンダルの決め手を指します。
- the smoking gun のように the をつけて使うことが多いです。
まとめ:「smoking gun」の意味
「smoking gun」は、「動かぬ証拠・決定的証拠」を表すイディオムです。煙の立つ銃という鮮烈なイメージで覚えやすいのがポイント。hard evidence や caught red-handed との違いを押さえておくと、「証拠」の強さを的確に言い分けられます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

