この記事の要約(Key Takeaways)
- 「悪いことをたくらむ・良からぬことを企んでいる」を表すイディオムです。
- 怪しい動きや後ろめたい様子を、少しくだけて指摘できます。
- 言い換えはup to something/plotting/schemingなどがあります。
誰かが怪しげにコソコソしているとき、「悪いことたくらんでるな」と言いたいとき、ネイティブは「up to no good」と表します。味のあるこのイディオム、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「be up to no good」の基本的な意味
be up to no good は「悪いことをたくらむ・良からぬことを企んでいる」という意味のイディオムです。up to ~ は「〜をしている最中」を表し、no good(良くないこと)と組み合わさって「怪しいことに手を染めている」ニュアンスに。深刻な犯罪から子どものいたずらまで、幅広く使えます。
どんな場面で使うのか
誰かが後ろめたそうに振る舞っているとき、企みや悪だくみの気配を感じたときに使います。冗談めかして子どものいたずらを指すことも、本気で怪しい人物を警戒することも。文脈で深刻さが変わる、便利な表現です。
会話例5選

① 警戒
A: Why is he hanging around here?
B: He’s up to no good, I bet.
(A: 彼なんでうろついてるの? B: 絶対悪だくみしてるよ)
② いたずら
A: The kids are way too quiet.
B: They’re up to no good.
(A: 子どもたち静かすぎる B: 何かたくらんでるね)
③ 疑い
A: He keeps checking his phone.
B: Looks like he’s up to no good.
(A: 彼スマホばかり見てる B: 何か怪しいことしてそう)
④ 冗談
A: Why are you grinning like that?
B: Oh, I’m up to no good.
(A: なんでニヤニヤしてるの? B: ちょっとした悪だくみさ)
⑤ 噂
A: That group is always whispering.
B: They’re definitely up to no good.
(A: あのグループいつも内緒話 B: 絶対何かたくらんでる)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「たくらむ」系の表現と並べると、up to no good の使いどころがはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Up to no good | 悪いことをたくらむ | くだけて指摘する |
| Up to something | 何か企んでいる | 中身は不明だが怪しい |
| Plotting | 陰謀を巡らす | 計画的な悪事に |
| Scheming | 策略を練る | ずる賢い企みに |
次に読みたいフレーズ
隠れた企みや秘密を「嗅ぎつける・耳にする」と伝える表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「悪いことをたくらむ・企んでいる」を表します。
- up to ~ は「〜をしている最中」の意味です。
- いたずらから本気の悪事まで、文脈で深刻さが変わります。
- 冗談めかして自分に使うこともできます。
まとめ:「be up to no good」の意味
「be up to no good」は、「悪いことをたくらむ・良からぬことを企んでいる」を表すイディオムです。怪しい気配をくだけて指摘できる便利な言い回し。いたずらから本気の警戒まで、文脈に合わせて使ってみましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

