最初は好きになれなくても、食べているうちにだんだん好きになる——そんな「クセのある味」を表すのが「acquired taste」という表現です。
この記事の要約
- 「acquired taste」は「クセのある味、慣れないと好きになれない味」という意味の表現
- 食べ物だけでなく、音楽や芸術など幅広い好みにも使える
- 「not for everyone」など似た表現との違いも解説
好き嫌いが分かれるものを、やんわりと表現できる便利な言い回しです。
「acquired taste」の基本的な意味
「acquired taste」を直訳すると「後天的に獲得した好み」ですが、「最初は好きになれないが、慣れると好きになる味・好み」という意味の表現です。「Coffee is an acquired taste.」なら「コーヒーはクセのある味だ(最初は苦手でも、だんだん好きになる)」となります。
食べ物や飲み物だけでなく、音楽やファッション、芸術など「好みが分かれるもの」全般に使える表現です。
どんな場面で使うのか
独特な風味の食べ物や飲み物を紹介するとき、好みが分かれる音楽や映画について話すとき、最初は苦手だったものが好きになった経験を語るときなど、幅広い場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: Do you like the coffee here?
ここのコーヒー、好き?
B: It’s an acquired taste, but I like it now.
最初はクセあったけど、今は好きだよ。
友人と
A: This cheese smells really strong.
このチーズ、すごく匂いが強いね。
B: Yeah, it’s definitely an acquired taste.
だね、間違いなくクセのある味だよ。
SNSで
A: This band’s music is so unique.
このバンドの曲、すごく独特だね。
B: I know, it’s an acquired taste for sure.
だよね、間違いなく好みが分かれるよね。
恋愛の場面で
A: I wasn’t sure about him at first.
最初、彼のこと正直微妙だったんだよね。
B: He can be an acquired taste, but he grows on you.
最初はそう思うかもだけど、だんだん良さがわかるよ。
家族との会話で
A: I never liked natto growing up.
子供の頃、納豆が苦手だったんだよね。
B: It’s definitely an acquired taste.
間違いなくクセのある味だもんね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「acquired taste」は否定的ではなく、やんわりとした表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| acquired taste | 「慣れると好きになる」という、前向きでやんわりした言い方 |
| not for everyone | 「万人受けはしない」という、より中立的な言い方 |
| polarizing | 「賛否が分かれる」という、より強い対立を示す言い方 |
次に読みたいフレーズ
物事を見極める力を表す関連表現として、「have a good eye for something」も合わせて読んでおくと、好みや審美眼を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 食べ物・飲み物だけでなく、音楽や芸術など幅広く使える
- 否定的な意味合いは薄く、やんわりとした表現
- 「be an acquired taste」の形で使うのが基本
まとめ:「acquired taste」の意味
「acquired taste」は「クセのある味、慣れないと好きになれない味」という意味の表現です。好みが分かれるものをやんわりと伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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