目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “brush off” は「無視する・軽くあしらう・スルーする」を意味するイディオムで、相手の意見・感情・存在を軽く扱うときに使う。
- 批判を無視する・相手をあしらう・話題をかわすなど様々な場面で使われる。“He brushed off my concerns.”・”She just brushed me off.”・”Don’t brush it off — it’s serious.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 名詞形 “brush-off” も「冷たいあしらい・袖にされること」として頻繁に使われる点がポイントだ。
「あの人、私の意見を全然聞いてくれなかった」「完全に無視された」を英語でどう表現するか。ネイティブがこういう場面でよく使うのが “brush off” だ。
「brush off」の基本的な意味
結論から言うと、“brush off” は「無視する・軽くあしらう・取り合わない」を意味するイディオムだ。
語源は「ブラシで払い落とす」というイメージ。服についたホコリをブラシで軽く払うように、相手の意見・感情・存在を「大したことない」と軽く払いのけることを表す。無視・軽視・あしらいのニュアンスがあり、される側にとってはネガティブな体験を指す。
どんな場面で使うのか
- 批判・懸念を無視されたとき:自分の意見や心配を相手に取り合ってもらえなかったとき
- 相手を軽くあしらうとき:しつこい勧誘・不快な相手をさらっと交わすとき
- 話題をかわすとき:答えたくない質問をうまく流すとき
- 恋愛・人間関係で相手に袖にされるとき:アプローチを無視・軽くあしらわれるとき
会話例5選
① 意見を無視されたとき
Hiro: I raised the safety concern in the meeting but the manager just brushed it off.
(会議で安全上の懸念を伝えたんだけど、マネジャーに完全にスルーされた。)
Kate: That’s frustrating. You should escalate it.
(それは腹立つね。上に報告した方がいいよ。)
② しつこい勧誘をさらっとあしらうとき
Tom: How did you deal with that pushy salesperson?
(あのしつこいセールスマン、どうやってかわしたの?)
Sarah: I just brushed him off and kept walking.
(さらっとあしらって歩き続けたよ。)
③ 恋愛で袖にされたとき
Mia: Did you ask her out?
(彼女を誘ったの?)
Tom: Yeah, but she brushed me off. It was pretty awkward.
(うん、でも袖にされたよ。かなり気まずかった。)
④ 深刻な問題を軽く流されるとき
Kate: He keeps brushing off the deadline issues like they’re nothing.
(彼は締め切りの問題を何でもないことのように軽く流し続けてる。)
Hiro: Don’t let him. This is serious.
(そのままにしちゃダメだよ。これは深刻な問題だよ。)
⑤ 名詞形「brush-off」で使うとき
Sarah: I tried to set up a meeting with her but she gave me the brush-off.
(彼女と面談を設定しようとしたんだけど、冷たくあしらわれた。)
Hiro: Keep trying. Maybe she’s just busy.
(めげずに続けて。ただ忙しいだけかもしれないよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「無視する・あしらう」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス | 強さ |
| brush off | 軽くあしらう・払いのける。軽視・無視のニュアンスが含まれる。 | 中程度 |
| ignore | 無視する。意図的に存在・発言を無視する。直接的な表現。 | 強め |
| dismiss | 退ける・一蹴する。意見や人を重要視しないと判断して却下する。 | 強め・フォーマル |
| blow off | 無視する・すっぽかす。”brush off” よりカジュアルで、約束をすっぽかすときにも使う。 | カジュアル・強め |
| shrug off | 肩をすくめて流す・気にしない。ネガティブな感情を受け流す場合に使う。 | 軽め・前向き |
“brush off” のポイントは「軽く扱う」というニュアンス。完全に無視するというより、「大したことない」と軽くあしらう感じが特徴だ。
同じくネイティブがよく使うイディオムです。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “brush someone off” と “brush off something” どちらも使える:人を対象にも、意見・感情を対象にも使える。
- 名詞形 “brush-off” も重要:”give someone the brush-off”(〜を冷たくあしらう)は慣用的によく使われる。
- 受け身 “be brushed off” でも使える:I felt brushed off.(あしらわれた感じがした)のように受け身にすることも多い。
- “shrug off” との使い分け:”shrug off” は自分がネガティブな出来事を受け流すとき、”brush off” は相手をあしらうときに使う。
まとめ:「brush off」の意味
“brush off” は「無視する・軽くあしらう・取り合わない」を意味するイディオムだ。服のホコリを払うように相手や意見を軽く扱うイメージ。名詞形 “brush-off” も合わせて覚えておくと、人間関係や職場での会話表現の幅が大きく広がる。
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