「big up」は褒め言葉?返し方を知らないと恥をかくネイティブ英語スラング

この記事の要約(Key Takeaways)

  • “big up” には①称賛する・持ち上げる・リスペクトを示す、②感謝・シャウトアウトという2つの意味がある。ジャマイカ英語(パトワ語)が起源で、ヒップホップ・レゲエ文化を通じて広まった表現。
  • “Big up to my crew!”(仲間たちに最大のリスペクト!)・“big ups”(複数形・複数の人を称えるとき)が定番。フォーマルな場よりも友人・仲間・SNS上でのやりとりで使うのが自然。
  • 記事に収録されている使い方:友人の成功を称えるとき・SNSのシャウトアウト・ライブ・イベントでの盛り上げ・チームへの感謝・身近な人への感謝の5場面。

「big up」——大きく上がる?いいえ、最大のリスペクトを表すスラングの正体

SNSやヒップホップの歌詞で「Big up to my team!」「Big up yourself!」という表現を見かけたことはありませんか?「大きく上がる?」と直訳しても意味がわかりませんよね。実はこれ、英語圏では非常によく使われる称賛・感謝・エールの表現です。

“big up” には主に2つの意味があります。

①称賛する・持ち上げる・リスペクトを示す:誰かを褒めたり、敬意を表するときに使います。”Big up to my crew!”(仲間たちに最大のリスペクト!)のように使います。

②感謝・シャウトアウト:誰かへの感謝や注目を促す呼びかけとして使います。DJやMCがライブ中に “Big up to everyone in the crowd!”(会場のみなさんに最大のエールを!)と言う場面が典型です。

日本語で言えば「最大のリスペクト」「よくやった・ありがとう」「エールを送る」に近いニュアンスです。もともとはジャマイカ英語(パトワ語)が起源で、ヒップホップ・レゲエ文化を通じて広まりました。

どんな場面で使われるのか

“big up” はもともとジャマイカ英語から広まり、現在はヒップホップ・SNS・ライブ・日常会話で幅広く使われています。特に誰かの頑張りを称えるとき・感謝を伝えるとき・仲間を盛り上げるときに登場します。

フォーマルな場よりも、友人・仲間・SNS上でのやりとりで使うのが自然です。また “big ups”(複数形)としても使われ、”Big ups to the whole team!”(チーム全員に最大の称賛を!)のように複数の人を称えるときにも使えます。

会話例

場面1:友人の成功を称えるとき

A: I just passed my certification exam on the first try!
(資格試験に一発合格した!)

B: Big up! You put in so much work for this. You absolutely deserved it.
(最高!本当にたくさん頑張ってきたもんね。絶対に受かるべき人だった。)

場面2:SNS・コメント欄でのシャウトアウト

Post: Just dropped my first EP. None of this would have been possible without my producer, my manager, and everyone who believed in me from the start. Big up to every single one of you. 🎶🙏
(初EPをリリースしました。プロデューサー、マネージャー、最初から信じてくれたみんながいなければ実現できなかった。全員に最大のリスペクトを。)

場面3:ライブ・イベントでの盛り上げ

MC: You’ve been incredible tonight. Seriously.
(今夜のみなさんは本当に最高だった。)

Crowd: Yeah!
(イエー!)

MC: Big up to everyone who came out and showed love. We couldn’t do this without you.
(来てくれてエールを送ってくれた全員に最大の感謝を。みなさんなしではできなかった。)

場面4:職場・チームへの感謝

A: The launch went perfectly. I can’t believe how smoothly everything ran.
(ローンチが完璧にいった。こんなにスムーズにいくとは信じられない。)

B: Big up to the whole team. Everyone pulled together at the last minute and made it happen.
(チーム全員に最大の称賛を。みんなが最後の最後に力を合わせて実現させた。)

場面5:恋愛・身近な人への感謝

A: I made your favorite meal and left it in the fridge. I know you’ve been exhausted this week.
(好きな料理を作って冷蔵庫に入れておいた。今週ずっと疲れてるのわかってたから。)

B: Are you serious? Big up to you. I honestly don’t know what I’d do without you.
(本当に?最高すぎる。本当にあなたなしじゃどうしていたかわからない。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

“big up” の核心は「相手を大きく持ち上げる・リスペクトのエネルギーを全力で送る」というイメージにあります。単なる「ありがとう」や「すごいね」より感情が豊かで、仲間意識・リスペクト・エールが込められた表現です。

似た表現との比較を見てみましょう。

表現意味ニュアンス・特徴
big up称賛・リスペクト・エールジャマイカ英語由来。仲間意識が強い。感情豊かな称賛。カジュアル限定
shout out感謝・名指しで称える“big up” に近いが、より広く使われる。SNSでも定番
props称賛・敬意“Give props to ~”(~を称える)の形で使う。同じくカジュアル
kudos称賛・栄誉やや丁寧でフォーマルにも使える。職場でも自然
hat tip敬意を表する書き言葉・ブログ・SNSで使われる略式の敬意表現

次に読みたいスラング

SNSや日常会話で頻出のスラングです。

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特に “big up” と “shout out” はセットで覚えると便利です。どちらも誰かを称える・感謝する表現ですが、”big up” の方がよりエネルギッシュで感情的なニュアンスがあります。SNSで誰かを称えるなら “shout out”、もっと熱量を込めて伝えたいなら “big up” が適切です。

big up =「でっかく持ち上げる」= 最大のリスペクト・称賛・エール

このイメージで、次の3フレーズをセットで覚えましょう。

1. “Big up!”(最高!よくやった!)→ 一言で称賛を伝える最もシンプルな形
2. “Big up to ~.”(〜に最大のリスペクトを)→ 特定の人やグループを称えるときの定番
3. “Big up yourself!”(自分を誇れ!よくやった!)→ 相手を個人的に称えるジャマイカ英語由来の表現

「称えたい・感謝したい・盛り上げたい = big up」と覚えれば、SNSでも会話でも自然に使いこなせます。

使い方のポイント・注意点

カジュアルな場面限定:ジャマイカ英語・ヒップホップ由来の表現なので、フォーマルなビジネスシーンや目上の人には使わないのが無難です。

イギリス英語でも広く使われる:もともとジャマイカ英語が起源ですが、特にイギリスでカジュアルな称賛表現として定着しています。アメリカよりイギリス・カリブ系の英語圏でよく聞かれます。

“big ups”(複数形)も使われる:”Big ups to the whole crew!”(チーム全員に最大のリスペクト!)のように複数形にすることもあります。意味は変わりません。

SNSとの相性が抜群:Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなどのSNSで感謝やシャウトアウトを投稿するときに非常によく使われます。

まとめ:「big up」の意味

“big up”「称賛する・リスペクトを示す・エールを送る」という意味のスラングです。ジャマイカ英語を起源に持ち、ヒップホップ・SNS文化を通じて世界中に広まりました。友人の成功を称えるとき、チームに感謝を伝えるとき、ぜひ “Big up to you!” と言ってみてください!

まとめて覚えると会話で使いやすくなります。ネイティブがよく使うフレーズは、以下の一覧で紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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