目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「もしかして・ひょっとして」と丁寧に尋ねるときに添える表現です。
- 質問を柔らかくして、押し付けがましさを和らげる働きがあります。
- 言い換えはperhaps/possibly/happen to ~などがあります。
確信はないけれど、相手に負担をかけずに丁寧に尋ねたい——そんなときに便利なのが「by any chance」です。ひと言添えるだけで質問が柔らかくなるこの表現、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「by any chance」の基本的な意味
by any chance は「もしかして・ひょっとして」という意味です。疑問文に添えると、遠慮がちで丁寧な響きになります。文頭でも文末でも使えるのが便利。Do you happen to ~? も同じく丁寧に尋ねる形として覚えておくと役立ちます。
どんな場面で使うのか
確信はないけれど尋ねたいとき、相手に負担をかけずに頼みたいときに使います。押し付けがましさを和らげてくれるので、ビジネスでも初対面でも使いやすい、丁寧さの効いた表現です。
会話例5選

① 道
A: Are you from around here, by any chance?
B: Yes, need directions?
(A: もしかして、この辺の方ですか? B: ええ、道案内いります?)
② 職場
A: Do you have a pen, by any chance?
B: Sure, here.
(A: もしかしてペンお持ちですか? B: どうぞ)
③ 予約
A: By any chance, is a window seat available?
B: Let me check.
(A: もしかして窓側空いてます? B: 確認しますね)
④ 再会
A: Are you Ken, by any chance?
B: I am! Do we know each other?
(A: もしかしてケンさん? B: そうです!お会いしましたっけ)
⑤ 依頼
A: Could you, by any chance, cover my shift?
B: Sure, no problem.
(A: もしよければシフト代わってもらえます? B: いいよ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「もしかして」系の表現と並べると、by any chance の丁寧さがはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| By any chance | もしかして(丁寧に添える) | 遠慮がちに尋ねる |
| Perhaps | もしかすると | 中立的で少し硬い |
| Happen to ~ | たまたま〜する | 偶然性を含めて尋ねる |
| Possibly | ひょっとして | 可能性を尋ねる |
次に読みたいフレーズ
相手の話をもう一歩掘り下げて「どういうこと?」と丁寧に尋ねる表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 疑問文に添えて、丁寧・遠慮がちな響きにします。
- 文頭・文末どちらにも置けます。
- Do you happen to ~? も同じく丁寧に尋ねる形です。
- 押し付けがましさを和らげたい依頼にも便利です。
まとめ:「by any chance」の意味
「by any chance」は、「もしかして・ひょっとして」と丁寧に尋ねるときに添える表現です。ひと言足すだけで質問が柔らかくなり、初対面やビジネスでも安心して使えます。遠慮がちに尋ねたいとき、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

