【完全解説】通訳者が教える「hem and haw」の意味・使い方・例文

この記事を書いた人

アメリカ在住5年・米国サンフランシスコ州立大学卒業。企業の代表取締役の専任通訳・翻訳を約10年担当。YouTubeチャンネル「筋トレ英会話」運営。

「hem and haw」の基本的な意味

決断をなかなかしない人、いませんか?「えーと…」「うーん…」と言いながらいつまでも答えを出せない様子を、英語では “hem and haw” というフレーズで表現します。

“hem and haw” は、「ぐずぐずする」「煮え切らない態度をとる」「はっきり答えずに言い淀む」 という意味の慣用表現です。”hem” も “haw” も、言葉に詰まったときに出る「えーと」「うーん」という声を表しており、そこから「はっきり言わずにモゴモゴする」という意味が生まれました。

日本語で言えば「優柔不断」「煮え切らない」「ぐずぐずする」にあたるニュアンスです。

どんな場面で使うのか

“hem and haw” は、誰かが明確な返答や決断を避けているときに使われます。ビジネスの交渉で相手がはっきりしない場合や、友人に頼み事をしたときにあいまいな反応をされた場面などでよく登場します。

また、自分自身が決断を先延ばしにしているときに “I’ve been hemming and hawing about it.” と自虐的に使うこともできます。

会話例

場面1:職場での交渉

A: So, are you going to approve the budget for the new project? (で、新プロジェクトの予算は承認してもらえますか?)

B: Well, he just hemmed and hawed for twenty minutes without giving us a straight answer. (彼は20分もぐずぐずして、はっきりした答えを出してくれなかったよ。)

A: That’s frustrating. We need a decision by Friday. (それは困る。金曜日までに決めてもらわないと。)

場面2:友人への頼み事

A: Did she say she’d help with the event? (イベントの手伝いをしてくれるって言ってた?)

B: She hemmed and hawed, said she’d “think about it.” I don’t think she’s coming. (ぐずぐず言って「考えてみる」って。たぶん来ないと思う。)

場面3:恋愛・プロポーズの場面

A: Did he finally pop the question? (彼、ついにプロポーズした?)

B: Not really. He hemmed and hawed all night and then just said “I really like where we are.” (全然。一晩中ぐずぐずして、結局「今の関係が好きだ」って言っただけ。)

A: Oh no. That’s not a proposal. (それはプロポーズじゃないね…。)

場面4:自分自身の優柔不断を表すとき

A: Did you book the flight to Hawaii yet? (ハワイの航空券、もう取った?)

B: I’ve been hemming and hawing about it for weeks. I just can’t decide when to go. (何週間もずっとぐずぐずしてる。いつ行くか決められなくて。)

A: Just book it! You’ll regret it if you wait too long. (もう取っちゃいなよ!迷いすぎると後悔するよ。)

場面5:ビジネスメール・上司への報告

A: How did the client respond to our proposal? (クライアント、私たちの提案にどう反応しましたか?)

B: They hemmed and hawed, but I think they’re leaning toward accepting it. (はっきりしない感じでしたが、受け入れる方向に傾いていると思います。)

A: Good. Let’s follow up with them tomorrow. (わかった。明日フォローアップしよう。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

“hem and haw” は「優柔不断・言い淀み」を表しますが、似た表現と比べるとニュアンスの違いがよくわかります。

表現意味ニュアンス・特徴
hem and hawぐずぐずして言い淀む言葉に詰まりながらはっきり答えない様子。やや批判的なニュアンス
beat around the bush遠回しに話す核心を避けて周りをぐるぐる話す。話題をはぐらかすイメージ
drag one’s feetぐずぐずと行動を遅らせる行動が遅い・先延ばしにする。決断よりも「行動」に焦点
sit on the fenceどっちつかずの態度をとる賛否どちらにもつかない中立的な立場。政治・意見の場面で多用
procrastinate先延ばしにする行動全般を後回しにすること。”hem and haw” より広い意味

“hem and haw” の特徴は、**言葉に詰まりながらモゴモゴと答えを出さない「その場の様子」**を生き生きと表現できる点です。擬音語的な響きがあり、実際にその人がどんな様子かが目に浮かぶような表現です。

「筋トレ英会話」的な覚え方

hem and haw =「えーと…うーん…」= 煮え切らない・ぐずぐず

このイメージで、次の3フレーズをセットで覚えましょう。

  1. “He hemmed and hawed.”(彼はぐずぐず言っていた)→ 第三者の優柔不断を描写
  2. “Stop hemming and hawing!”(ぐずぐずするのをやめて!)→ 相手を急かすときに使える
  3. “I’ve been hemming and hawing about it.”(それについてずっと迷ってる)→ 自分の優柔不断を表す

「えーと・うーんと言いながら答えを出さない = hem and haw」 と覚えれば、どんな場面でも自然に使えます。

使い方のポイント・注意点

  • やや批判的なニュアンスがある:”hem and haw” は相手の煮え切らない態度に対して使うことが多く、ネガティブなニュアンスが含まれます。自分に使う場合は自虐的なトーンになります。
  • 進行形でよく使われる:”hemming and hawing” の形で「ぐずぐずし続けている状態」を表すことが多いです。
  • カジュアルな表現:フォーマルなビジネス文書よりも、会話やカジュアルなメールで使うのが自然です。
  • アメリカ英語が中心:主にアメリカ英語で使われる表現です。イギリス英語では “hum and haw” という形になることもあります。

まとめ:「hem and haw」の意味

“hem and haw” は**「ぐずぐずする・言い淀む・煮え切らない態度をとる」**という意味の慣用表現です。決断を避けてモゴモゴしている人を描写するのにぴったりで、”Stop hemming and hawing!” と一言言えるだけでぐっとネイティブらしさが増します。ぜひ日常会話に取り入れてみてください!

まとめて覚えると会話で使いやすくなります。ネイティブがよく使うフレーズは、以下の一覧で紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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