目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “olive branch” は「和解の申し出・和平の印」を意味するイディオムで、争いを終わらせて仲直りしようとする意思を表す。
- けんかの後の仲直り・対立する相手への歩み寄りの場面で使われる。“extend an olive branch”・”hold out an olive branch”・”offer an olive branch” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- オリーブの枝が古代から平和の象徴とされてきたことが語源で、”extend/offer an olive branch”(和解を申し出る)という形で使うのがポイントだ。
「仲直りしよう」「歩み寄りの姿勢を見せる」を英語でどう表現するか。ネイティブが使う美しいイディオムが “olive branch” だ。
「olive branch」の基本的な意味
結論から言うと、“olive branch” は「和解の申し出・和平の印・歩み寄りの姿勢」を意味するイディオムだ。
オリーブの枝は古代ギリシャ・ローマの時代から平和の象徴とされてきた。そこから「争いを終わらせて仲直りしようとする意思表示」を表すようになった。”extend an olive branch”(和解の手を差し伸べる)という形でよく使われ、個人同士のけんかから国家間の和平まで幅広く使える。
どんな場面で使うのか
- けんかの後の仲直り:対立した相手に歩み寄るとき
- ビジネスの対立を和らげるとき:交渉や社内の対立で和解を申し出るとき
- 関係修復の意思を示すとき:気まずくなった関係を修復しようとするとき
- 政治・国際関係の和平:対立する勢力間の和解の象徴として
会話例5選

① けんかの後に仲直りを申し出るとき
Kate: Are you still mad at your sister?
(まだお姉さんに怒ってるの?)
Hiro: No, I decided to extend an olive branch and invited her to dinner.
(いや、和解の手を差し伸べることにして、夕食に誘ったよ。)
② ビジネスの対立を和らげるとき
Tom: The two departments have been fighting for months.
(2つの部署が何ヶ月も対立してるよ。)
Sarah: The manager finally offered an olive branch by setting up a joint meeting.
(マネジャーがやっと合同会議を設定して和解の姿勢を見せたよ。)
③ 関係修復を試みるとき
Mia: Things have been tense between you and Jake.
(あなたとJakeの間がぎくしゃくしてるね。)
Hiro: I know. I’m going to hold out an olive branch and apologize first.
(わかってる。和解の姿勢を見せて、先に謝るつもりだよ。)
④ 和解を受け入れるとき
Kate: She sent you a kind message after the argument.
(けんかの後、彼女から優しいメッセージが来たんだね。)
Tom: Yeah, and I’m going to accept the olive branch. Life’s too short.
(うん、和解を受け入れるよ。人生は短いからね。)
⑤ 和解の象徴として使うとき
Sarah: How did the negotiation end?
(交渉はどう終わったの?)
Hiro: They extended an olive branch by offering a fair compromise.
(公平な妥協案を出して和解の手を差し伸べてきたよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「和解・仲直り」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| extend an olive branch | 和解の手を差し伸べる。歩み寄りの意思表示。やや格調のある表現。 |
| make up | 仲直りする。カジュアルで日常的な表現。 |
| bury the hatchet | 争いをやめる・和解する。「斧を埋める」というイディオム。 |
| patch things up | 関係を修復する。こじれた関係をなんとか元に戻すニュアンス。 |
| reconcile | 和解する・仲直りする。ややフォーマルで中立的な表現。 |
“olive branch” の特徴は「和解しようとする最初の歩み寄り」を象徴的に表す点。”make up”(仲直りする)が結果なのに対し、”olive branch” はその意思表示・きっかけを指す。
同じくネイティブがよく使うイディオムです。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “extend/offer/hold out an olive branch” が定番の形:和解を申し出る動詞と一緒に使う。
- “accept the olive branch” で和解を受け入れる:差し伸べられた和解を受け入れる側にも使える。
- 個人から国家間まで使える:友人同士のけんかからビジネス・政治の対立まで幅広く使える。
- やや文語的・上品な表現:カジュアルすぎず、品のある和解の申し出を表すのに適している。
まとめ:「olive branch」の意味
“olive branch” は「和解の申し出・和平の印」を意味するイディオムだ。オリーブの枝が平和の象徴であることが語源で、”extend an olive branch”(和解の手を差し伸べる)の形で使う。けんかの後の仲直りからビジネス・政治の和解まで幅広く使える上品な表現として覚えておこう。
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