目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “Now that you mention it” は「そう言われてみれば・言われてみると確かに」を意味する表現だ。
- 相手の発言で初めて何かに気づく場面で使われる。“Now that you mention it, ~”・”Come to think of it” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 指摘されて初めて意識した・思い出したというニュアンスで、会話の相づちとして自然に使える点がポイントだ。
「そう言われてみれば」「言われてみると確かに」を英語でどう表現するか。ネイティブが使う表現が “Now that you mention it” だ。
「now that you mention it」の基本的な意味
結論から言うと、“Now that you mention it” は「そう言われてみれば・言われてみると確かに」を意味する表現だ。
“now that ~” は「今や〜なので」、”you mention it” は「あなたがそれに触れる」。合わせて「あなたがそれを言った今となっては=そう言われてみれば」という意味になる。相手の発言がきっかけで、今まで意識していなかったことに気づいたり思い出したりしたときに使う、自然な相づち表現だ。”Now that you mention it, ~” と文を続ける。
どんな場面で使うのか
- 指摘されて気づくとき:言われて初めて意識したとき
- 思い出すとき:相手の言葉で記憶がよみがえったとき
- 同意して気づきを示すとき:「確かにそうだ」と認めるとき
- 新たな視点に気づくとき:相手の指摘で考えが及んだとき
会話例5選

① 指摘されて気づくとき
Kate: Have you noticed Tom’s been really quiet lately?
(Tom最近すごく静かじゃない?)
Hiro: Now that you mention it, he has seemed a bit down.
(そう言われてみれば、ちょっと元気なさそうだね。)
② 思い出すとき
Tom: Didn’t you have a dentist appointment today?
(今日歯医者の予約あったんじゃない?)
Sarah: Oh, now that you mention it, I completely forgot!
(あ、そう言われてみれば、すっかり忘れてた!)
③ 同意して気づきを示すとき
Mia: This café feels less crowded than usual.
(このカフェ、いつもより空いてる気がする。)
Hiro: Now that you mention it, it really is quiet today.
(言われてみると確かに、今日は静かだね。)
④ 新たな視点に気づくとき
Kate: The two designs are actually pretty similar.
(あの2つのデザイン、実はけっこう似てるよ。)
Tom: Now that you mention it, you’re right.
(そう言われてみれば、確かにそうだね。)
⑤ 違和感に気づくとき
Sarah: Isn’t it strange he never replied to your email?
(彼がメールに返信しないの、変じゃない?)
Hiro: Now that you mention it, that is unusual for him.
(言われてみれば、彼にしては珍しいね。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「言われてみれば・考えてみると」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| Now that you mention it | そう言われてみれば。相手の発言で気づくニュアンス。 |
| Come to think of it | 考えてみれば・そういえば。自分でふと思い至るニュアンス。 |
| On second thought | 考え直してみると。判断を改めるニュアンス。 |
| That reminds me | それで思い出した。話題から連想して思い出すとき。 |
| Speaking of which | そういえば・その話で言うと。話題を関連づけて広げる。 |
“Now that you mention it” の特徴は「相手の発言がきっかけで気づく」という受け身の気づき。”Come to think of it”(自分でふと思い至る)と違い、相手の指摘によって意識が向いたというニュアンスが明確だ。
情報から推測する・察することを表す表現です。あわせて覚えておきましょう。
使い方のポイント・注意点
- “Now that you mention it, ~” と文を続ける:気づいた内容を後に述べる。
- 相づちとして単独でも使える:”Now that you mention it…” と言いさしても通じる。
- 相手の発言がきっかけ:自分で思いついたときは “Come to think of it” を使う。
- 同意のニュアンスを伴う:「確かに」と認める気持ちが込められる。
まとめ:「now that you mention it」の意味
“Now that you mention it” は「そう言われてみれば・言われてみると確かに」を意味する表現だ。相手の発言がきっかけで、今まで意識していなかったことに気づくニュアンスがある。”Now that you mention it, ~” の形でそのまま覚えておくと、会話の中で自然に気づきを示せるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

