誰かの一言だけで物事が決まってしまう、その発言力や決定権——そんな「確信、権限、決定権!」を表すのが「say-so」という名詞です。
この記事の要約
- 「say-so」は「確信、権限、決定権」という意味の口語的な名詞
- 誰かの一言で物事が決まる力や、その根拠を表す
- 「authority」など似た表現との違いも解説
公式な権限だけでなく、個人的な確信を表すときにも使える、幅広い表現です。
「say-so」の基本的な意味
「say-so」は「say(言う)」から派生した口語的な名詞で、「確信、権限、決定権」という意味になります。「I can’t do that without his say-so.」なら「彼の許可なしにはそれできないよ」という意味になります。また「on someone’s say-so」で「誰かの一言を根拠に」という意味にもなります。
「I did it on her say-so.」なら「彼女がそう言ったからやったんだ」という、確固たる証拠より発言を信じたニュアンスを表せます。
どんな場面で使うのか
誰の許可が必要かを話すとき、根拠が発言だけであることを説明するとき、決定権が誰にあるかを確認するときなど、権限や確信の所在を伝える場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: Can we launch the campaign today?
今日、キャンペーン始めていいですか?
B: Not without the director’s say-so.
ディレクターの許可なしには無理だね。
友人と
A: Why did you believe him so easily?
なんでそんな簡単に彼のこと信じたの?
B: I just went with his say-so.
彼がそう言ったから、信じただけだよ。
SNSで
A: They canceled the event on the mayor’s say-so.
市長の一声で、イベント中止になったんだって。
B: That’s a lot of power in one decision.
それはすごい決定権だね。
恋愛の場面で
A: Can we go on the trip without asking your parents?
ご両親に聞かずに旅行行っていいの?
B: No, we need their say-so first.
ううん、まず許可が必要だよ。
家族との会話で
A: Can I stay out later tonight?
今夜、もっと遅くまで出かけていい?
B: That’s your father’s say-so, not mine.
それはお父さんの決定権だから、私じゃないよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「say-so」は口語的で親しみやすい権限表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| say-so | 「一言で決まる権限」という、口語的でカジュアルな言い方 |
| authority | より一般的でフォーマルな「権限」という言い方 |
| permission | 「許可」という、より具体的な承認を表す言い方 |
次に読みたいフレーズ
自信ありげな表情を表す関連表現として、「smug look」も合わせて読んでおくと、確信を表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「on someone’s say-so」の形で「〜の一言を根拠に」を表せる
- 公式な権限にも、個人的な確信にも使える
- ハイフンでつないだ、やや口語的な名詞
まとめ:「say-so」の意味
「say-so」は「確信、権限、決定権」という意味の口語的な名詞です。誰の一言で物事が決まるかを伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

