目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「怖気付く・臆病風を吹かせる」と、勇気を失って引き下がることを表すイディオムです。
- He showed the white feather. の形で「彼は怖気付いた」と言えます。
- 言い換えはchicken out/get cold feetなどがあります。
「ここぞという場面で怖気付いてしまった」——そんな弱腰を、英語では「show the white feather」と表します。白い羽根が臆病の象徴、という少し古風なイディオムです。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「show the white feather」の基本的な意味
show the white feather は「臆病風を吹かせる・怖気付く・弱腰を見せる」という意味のイディオムです。かつての闘鶏で、尾に白い羽根がある鶏は弱いとされたことに由来します。「勇気を失って引き下がる」というネガティブなニュアンス。やや文語的で硬めの響きがあり、日常会話では chicken out の方がよく使われます。
どんな場面で使うのか
勝負どころや大事な場面で、勇気を失って引いてしまったことを表すときに使います。スポーツ、プレゼン、決断の瞬間などが典型。ややあらたまった文章やスピーチで映える表現で、口語では chicken out や get cold feet に置き換えると自然です。
会話例5選

① スポーツ
A: He backed down in the final round.
B: Yeah, he showed the white feather.
(A: 彼、最終ラウンドで引いちゃったね B: うん、怖気付いたんだ)
② 職場
A: I’m not sure I should pitch this idea.
B: Don’t show the white feather now—go for it.
(A: この案、出すべきか迷うな B: ここで弱腰になるな、思い切って)
③ 挑戦
A: How does she stay so calm under pressure?
B: She never shows the white feather.
(A: 彼女どうしてあんなに冷静なんだろう B: プレッシャーでも決して怯まないんだ)
④ 友人
A: How was your big speech?
B: I almost showed the white feather, but I pushed through.
(A: 例の大事なスピーチどうだった? B: 危うく怖気付きそうだったけど、やりきったよ)
⑤ 決断
A: Should we really go through with it?
B: Showing the white feather now would mean giving up.
(A: 本当にこのまま進めるべきかな B: ここで怖気付いたら諦めるってことだよ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「怖気づく」系の表現と並べると、show the white feather の硬さが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Show the white feather | 臆病風を吹かせる・怖気付く | やや文語的・あらたまった場面 |
| Chicken out | ビビってやめる(口語) | 直前で怖くなる |
| Get cold feet | 土壇場で怖気づく | 決断直前の不安 |
| Lose one’s nerve | 度胸を失う | 勝負どころで怯む |
次に読みたいフレーズ
逆に「勇気を出す・思い切って踏み出す」を表す表現も、あわせて覚えておくと気持ちの動きを英語で言い分けられます。
使い方のポイント・注意点
- 闘鶏で臆病な鶏の尾に白い羽根があったことに由来する古い慣用句です。
- やや文語的・フォーマル。日常会話では chicken out の方が一般的です。
- 「勇気を失って引き下がる」というネガティブな意味を持ちます。
- スピーチや文章で使うと、引き締まった印象を与えられます。
まとめ:「show the white feather」の意味
「show the white feather」は、「怖気付く・臆病風を吹かせる」ことを表すイディオムです。白い羽根=臆病、という由来を知ると忘れにくいはず。やや硬めの表現なので、chicken out などの口語とセットで押さえると使い分けが利きます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

