この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:No doubt about it.(間違いないね)のように、相手の意見に強く同意できます。
- 違い:No doubt が疑う余地がないという確信なのに対し、Definitely は断定的な同意。強さは同じでも角度が違います。
- 別表現:For sure(確実に)、Absolutely(まったくその通り)、Tell me about it(ほんとそれ)が場面で使い分けられます。
相手の言うことに、心から同意したい。そんなときYes. だけでは物足りません。英語には「間違いない」を表す言い方がいくつもあり、確信の種類によって選び分けられています。使い分けられると、相づちの表情がぐっと豊かになります。
確信を表す基本の言い方
まずNo doubt.。doubt は「疑い」なので、疑う余地がないという意味になります。No doubt about it. と続けると、さらに力がこもります。
次にDefinitely.。断定的な同意で、日常会話でもっとも使われる一語です。For sure. はややカジュアルで、軽く確信を示すときに向いています。
共感を込めたいときの言い方
Absolutely. は「まったくその通り」。強い賛同を示す語で、会議でも日常でも使えます。同意の度合いとしては最上級に近い部類です。
おもしろいのがTell me about it.。直訳すれば「それについて話して」ですが、実際は「ほんとそれ」「わかるわ」という共感の相づちです。すでに自分も経験しているという含みがあります。
会話例5選

①確信を示して
A: He is the best player on the team.
B: No doubt about it.
A:彼がチームで一番だよ。/B:間違いないね。
②誘いに即答して
A: Are you coming tonight?
B: Definitely.
A:今夜来る?/B:もちろん行くよ。
③軽く同意して
That place is worth the wait, for sure.
あの店は並ぶ価値あるよ、確実に。
④強く賛同して
A: We should postpone the launch.
B: Absolutely.
A:ローンチは延期すべきです。/B:まったく同感です。
⑤共感の相づちとして
A: Mondays are exhausting.
B: Tell me about it.
A:月曜って疲れるよね。/B:ほんとそれ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
同意の相づちは、確信なのか共感なのかで選ぶ語が変わります。日本語の「間違いない」がどちらの意味かを見極めるのが訳し分けの鍵です。
| 表現 | ニュアンス | 向いている場面 |
|---|---|---|
| No doubt. | 疑う余地がない | 事実や評価への確信 |
| Definitely. | 断定的に同意 | 質問への即答 |
| For sure. | 確実に | カジュアルな会話 |
| Absolutely. | まったくその通り | 強い賛同。会議でも可 |
| Tell me about it. | ほんとそれ | 愚痴や苦労への共感 |
気をつけたいのがTell me about it. です。文字どおり受け取ると「詳しく話して」と頼んでいるように見えます。相手が愚痴をこぼした直後なら共感の相づち——文脈で判断してください。
次に読みたいフレーズ
提案に対する同意の返し方も、あわせて押さえておくと会話が滑らかになります。相づちの語彙をまとめて増やせます。
使い方のポイント・注意点
- No doubt about it. と about it を足すと、確信の度合いが上がります。
- Definitely と Absolutely は単独で返事として成立します。
- 否定に同意するならAbsolutely not.(絶対に違う)となります。
- Tell me about it. は共感の相づち。文字どおりの依頼と紛らわしいので注意します。
- フォーマルな場では For sure よりも Certainly が無難です。
まとめ:「間違いない」の英語表現
「間違いない」は、英語では確信・断定・共感に分かれます。No doubt、Definitely、For sure、Absolutely、Tell me about it。相づちの引き出しが増えると、会話の温度が伝わりやすくなります。まずは一つ、口になじませるところから。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この使い分けも、「ルールを知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

