「make ends meet」の意味とは?「生活していく・家計をやりくりする」をネイティブが使う表現を解説

家計の請求書を確認する人

この記事の要約(Key Takeaways)

  • 会話例:It’s hard to make ends meet these days.(最近、生活をやりくりするのが大変だ)のように、収支のぎりぎりの状態を表します。
  • 違い:be poor が貧しいという状態を指すのに対し、make ends meet は収入と支出をなんとか釣り合わせる努力そのものを表します。
  • 別表現:live paycheck to paycheck(その日暮らしで働く)、get by(なんとかやっていく)が近い表現です。

帳簿の両端——収入と支出——をなんとか合わせる。make ends meet はそのイメージから来た表現で、「生活していく・家計をなんとかやりくりする」という意味です。楽な暮らしではなく、ぎりぎりのところで釣り合わせているという緊張感を含んでいます。

「make ends meet」の基本的な意味

意味は「収支を釣り合わせて生活する・かろうじて生活を成り立たせる」。ends(両端)が meet(出会う)、つまり収入の端と支出の端がぴったり合うという視覚的なイメージです。

ここが重要ですが、余裕がある生活ではありません。ぎりぎり足りている、あるいはかろうじて足りていない、という際どいラインを表します。struggle to make ends meet(生活が苦しい)のように、苦労を伴う形でよく使われます。

どんな場面で使うのか

家計の話題、物価上昇のニュース、生活費についての愚痴。経済的な苦しさを訴える場面で頻出します。ニュース記事でも日常会話でも、幅広く使われる定番表現です。

複数の仕事を掛け持ちしている理由を説明するときにも便利です。I work two jobs just to make ends meet.(生活のために仕事を2つ掛け持ちしている)のように、切実な事情を簡潔に伝えられます。

会話例5選

家計についてノートパソコンで確認する二人

①生活費の話題で
It’s getting harder to make ends meet with rising prices.
物価が上がって、生活をやりくりするのがだんだん大変になってる。

②複数の仕事について
I work two jobs just to make ends meet.
生活のために、仕事を2つ掛け持ちしてるんだ。

③家族との会話で
We’re struggling to make ends meet this month.
今月は家計がかなり厳しいの。

④過去を振り返って
My parents barely made ends meet when I was a kid.
子どもの頃、うちの両親は本当にぎりぎりの生活だったよ。

⑤ニュースの話題として
Many families are finding it hard to make ends meet.
多くの家庭が、生活のやりくりに苦労しています。

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

経済的な状態を表す表現は、厳しさの度合いと視点で選び分けます。

表現ニュアンス視点
make ends meet収支を釣り合わせて生活する努力・過程に焦点
live paycheck to paycheckその日暮らしで働く貯蓄がない状態
get byなんとかやっていくより軽い。幅広く使える
be poor貧しい状態そのものを断定
be brokeお金がない・一文無し一時的・カジュアル

be broke との違いも押さえておくと便利です。be broke は一時的にお金がないという軽い状況にも使えますが、make ends meet は継続的な家計のやりくりを指すことが多く、より深刻な文脈で使われます。

次に読みたいフレーズ

貯蓄がなく、次の給料日まで暮らす生活スタイルを表す表現もあります。あわせて確認しておくと、家計にまつわる語彙が広がります。

「live paycheck to paycheck」の意味とは?「ギリギリの生活」をネイティブが使う表現

使い方のポイント・注意点

  • 形はmake ends meet。ends は必ず複数形です。
  • struggle to や barely を前に置くと、苦労の度合いを強調できます。
  • 過去形はmade ends meet。ed の位置に注意します。
  • ニュース記事からカジュアルな会話まで、幅広く使えます
  • 余裕のある生活には使いません。ぎりぎりの状態を表す語です。

まとめ:「make ends meet」の意味

make ends meet は「生活していく・家計をやりくりする」。帳簿の両端をなんとか合わせるという、経済的な緊張感がそのまま言葉になった表現です。生活費や物価の話題で頻出するので、ニュースを理解するうえでも役立ちます。

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