この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:I’ll have my usual, please.(いつものお願いします)のように、行きつけの店で毎回同じ注文をするときに使います。
- 違い:I’ll have the same thing. がその場の相手と同じものを指すのに対し、my usual は自分がいつも頼んでいる、店側も把握している定番を指します。
- 別表現:the regular(いつもの)、same as always(いつもと同じ)が近い表現です。
常連客の余裕が漂う一言、それがI’ll have my usual. です。「いつものお願いします」。メニューを見る必要もなく、店員さんも「あの人ならこれ」と分かっている——そんな関係性が、この短いフレーズには詰まっています。
「I’ll have my usual」の基本的な意味
意味は「いつものをお願いします」。usual は「いつもの・通常の」。my を付けることで「自分がいつも注文しているもの」という所有の感覚が生まれます。
この表現が成立するには、店側がその「いつもの」を把握していることが前提です。だから初めて行く店では使えません。何度も通って、顔なじみになった証拠としての一言でもあります。
どんな場面で使うのか
行きつけのカフェ、バー、床屋、レストラン。定期的に通っていて、店員との間に馴染みの関係がある場所で使われます。海外ドラマでも、常連キャラクターの決めゼリフとしてよく登場します。
店側から The usual?(いつものでいいですか)と先に聞かれることもあります。常連であることが、店とのちょっとした信頼関係として成立している場面です。
会話例5選

①カフェで
I’ll have my usual, please. A medium latte.
いつものお願いします。ミディアムラテです。
②店員から先に聞かれて
The usual today?
今日もいつものでよろしいですか。
③バーで
I’ll have my usual. You know what I like.
いつものをお願い。好みは分かってるでしょ。
④友人に説明して
I always order my usual here. Never fails.
ここではいつも同じものを頼むんだ。間違いないから。
⑤床屋で
Just my usual today, please. Nothing fancy.
今日もいつもの感じでお願いします。特に変えなくていいです。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「いつもの」を表す表現は、店との関係性の深さで選び分けます。
| 表現 | ニュアンス | 前提となる関係 |
|---|---|---|
| my usual | 自分がいつも頼むもの | 店が把握している常連 |
| the regular | いつもの・定番 | my usual とほぼ同義 |
| same as always | いつもと同じ | やや説明的 |
| same as last time | 前回と同じ | 直近の注文を指す |
| I’ll have the same thing | それと同じものを | その場の相手の注文を指す |
I’ll have the same thing. との違いに注意してください。こちらはその場にいる誰かの注文を指しており、my usual とはまったく別の状況で使います。「いつもの」なのか「あの人と同じ」なのか、文脈がはっきり異なります。
次に読みたいフレーズ
お店での注文にまつわる表現をもうひとつ。飲み物のオーダー方法もあわせて確認しておくと、カフェやバーでの会話に自信が持てます。
使い方のポイント・注意点
- 形はI’ll have my usual.。please を添えるとより丁寧です。
- 店側からはThe usual? と聞かれることもあります。
- 初めての店では使えません。常連であることが前提です。
- カフェ、バー、床屋など、定期的に通う場所でよく使われます。
- the regular もほぼ同じ意味で使えます。
まとめ:「I’ll have my usual」の意味
I’ll have my usual. は「いつものお願いします」。メニューを見なくても、店員さんと目が合うだけで通じる——そんな馴染みの関係性が、この短い一言に凝縮されています。海外の行きつけの店で、いつか自然に言えるようになりたい表現です。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

