この記事の要約(Key Takeaways)
- 「(間違いや言動を)指摘する・たしなめる・注意する」を表す表現です。
- 相手のミスや不適切な発言を、その場で正すときに使います。
- 言い換えはcall out/point out/take someone to taskなどがあります。
相手の間違いを「そこはちょっと」と指摘したいとき、ネイティブは「pull someone up on it」と表します。イギリス英語で定番のこの表現、意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「pull someone up on」の基本的な意味
pull someone up on ~ は「(間違いや言動を)指摘する・たしなめる・注意する」という意味です。相手のミスや不適切な発言に対して、その場で「それは違うよ」と正すイメージ。イギリス英語でよく使われ、軽い指摘から真剣な注意まで幅広くカバーします。
どんな場面で使うのか
会議で誤った発言を正すとき、友人の失礼な言動をたしなめるとき、事実の誤りを指摘するときなどに使います。相手を強く責めるというより、「そこは指摘しておくね」というニュアンス。フォーマルにもカジュアルにも使えます。
会話例5選

① 事実の誤り
A: He said the figure was wrong.
B: Yeah, I pulled him up on it.
(A: 彼、数字が違うって B: うん、そこは指摘したよ)
② 言動
A: That joke was rude.
B: Someone should pull him up on it.
(A: あの冗談は失礼だ B: 誰か注意すべきだね)
③ 仕事
A: The report had errors.
B: My boss pulled me up on them.
(A: 報告書にミスがあった B: 上司に指摘されたよ)
④ 遠慮
A: Why didn’t you say anything?
B: I didn’t want to pull her up on it.
(A: なんで言わなかったの? B: 指摘するのを遠慮しちゃって)
⑤ 感謝
A: Thanks for pulling me up on that.
B: No worries, easy mistake.
(A: 指摘してくれてありがとう B: いいよ、よくある間違いだし)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「指摘する・注意する」系の表現と並べると、pull someone up on の温度感がはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Pull someone up on | 指摘する・たしなめる | その場で正す(英) |
| Point out | 指摘する | 中立的に伝える |
| Call out | 公に指摘する | はっきり批判する |
| Take someone to task | 厳しく叱る | 強く責める |
次に読みたいフレーズ
思い上がった相手に「うぬぼれないで」とたしなめる表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 「(間違いや言動を)指摘する・たしなめる」を表します。
- pull someone up on+指摘する内容、の形で使います。
- イギリス英語でよく使われる表現です。
- 強く責めるより「そこは指摘しておく」という温度感です。
まとめ:「pull someone up on」の意味
「pull someone up on」は、「(間違いや言動を)指摘する・たしなめる」を表す表現です。相手のミスをその場で正す、イギリス英語で定番の言い回し。強く責めすぎず、さらりと指摘したいときに使ってみましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

