目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “It wasn’t meant to be.” は「縁がなかった・そうなる運命ではなかった」を意味する表現で、うまくいかなかったことを運命として受け入れるニュアンスを持つ。
- 失恋・仕事の失敗・夢が叶わなかったときなど人生の様々な「うまくいかなかった場面」で使われる。“I guess it wasn’t meant to be.”・”Maybe it just wasn’t meant to be.”・”Some things aren’t meant to be.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 自分を責めず前向きに気持ちを切り替えるときの定番フレーズで、慰めの言葉としても使える点がポイントだ。
頑張ったのに夢が叶わなかった。好きな人と結ばれなかった。そんなとき、英語でどう気持ちを整理すればいいのか。ネイティブが自然に口にする表現が “It wasn’t meant to be.” だ。
「It wasn’t meant to be.」の基本的な意味
結論から言うと、“It wasn’t meant to be.” は「縁がなかった・そうなる運命ではなかった」を意味するフレーズだ。
“be meant to” は「〜するはずである・運命である」を意味する表現。それを否定した “wasn’t meant to be” で「そうなるはずではなかった=縁がなかった」となる。自分を責めるのではなく、結果を運命として受け入れて前を向くときに使う、感情的に成熟した表現だ。
どんな場面で使うのか
努力したのに結果が出なかったとき・縁がなかったと感じる場面全般で使える:
- 失恋・関係の終わり:交際に発展しなかった・別れを経験したとき
- 仕事・夢の挫折:採用されなかった・プロジェクトが失敗したとき
- チャンスを逃したとき:タイミングが合わなかった・間に合わなかったとき
- 友人を慰めるとき:落ち込んでいる相手に寄り添う言葉として
会話例5選
① 失恋した友人を慰める
Hiro: She said she just wants to be friends.
(彼女は友達でいたいって言ってた。)
Tom: I’m sorry, man. I guess it wasn’t meant to be. Someone better is out there.
(残念だったね。縁がなかったんだよ。もっといい人がいるよ。)
② 就職活動で不採用になったとき
Kate: I didn’t get the job at that company.
(あの会社、採用されなかった。)
Mia: That’s tough. Maybe it just wasn’t meant to be. The right opportunity will come.
(それは辛かったね。縁がなかっただけだよ。きっと合う機会が来るよ。)
③ チケットが取れなかったとき
Hiro: I missed out on the concert tickets. They sold out in seconds.
(コンサートのチケット取れなかった。秒で売り切れたよ。)
Friend: It wasn’t meant to be this time. Let’s try again next tour.
(今回は縁がなかったね。次のツアーでリベンジしよう。)
④ 自分で気持ちを整理するとき(独り言)
Hiro: (心の中で) I really wanted that role, but I guess it just wasn’t meant to be. Time to move on.
(あの役、本当に欲しかったけど、縁がなかったんだな。前に進もう。)
⑤ 人生の大きな決断を振り返るとき
Sarah: Do you ever regret not moving to New York?
(ニューヨークに引っ越さなかったこと、後悔してる?)
Hiro: Not really. Some things just aren’t meant to be. I’m happy where I am.
(あんまり。縁のないことってあるよね。今いる場所が好きだし。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た表現との違いを整理しておこう。
| 表現 | ニュアンス | トーン |
| It wasn’t meant to be. | 縁がなかった・運命ではなかった。受け入れと前向きさが共存する表現。 | 穏やか・受容的 |
| It just didn’t work out. | うまくいかなかった。運命より「結果として失敗した」という事実寄りの表現。 | ニュートラル |
| That’s just how it goes. | そういうものだ・仕方がない。諦めに近いがシンプルに受け入れるニュアンス。 | 淡々と・やや達観 |
| Everything happens for a reason. | すべてに理由がある。失望した相手を励ます定番フレーズ。 | 前向き・励まし |
| It is what it is. | そういうもの・仕方ない。変えられない現実を受け入れるカジュアルな表現。 | 諦め・現実受容 |
“It wasn’t meant to be.” の特徴は「運命」という概念を使って自分を責めずに受け入れる点。慰める側にも慰められる側にも使える万能表現だ。
同じく感情を表すネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- 自分に使っても相手への慰めにも使える:「自分の縁がなかった」という自己受容にも、落ち込んでいる友人への励ましにも自然に使える。
- “Maybe” や “I guess” を前に加えるとソフトになる:Maybe it just wasn’t meant to be. で押しつけがましくない優しいトーンになる。
- 過去形が基本:”wasn’t” と過去形を使うのが基本。現在・未来の話には “It’s not meant to be.” を使う。
- 深刻すぎない場面でも使える:失恋・就活だけでなく、チケットが取れなかった・雨で予定がキャンセルになったような軽い場面でも使える。
まとめ:「It wasn’t meant to be.」の意味
“It wasn’t meant to be.” は「縁がなかった・そうなる運命ではなかった」を意味する表現だ。失恋・仕事の挫折・チャンスを逃したときに自分を責めず前向きに受け入れるための言葉として使える。慰めの言葉としても機能するので、落ち込んでいる友人に寄り添うときにもぜひ使ってみてほしい。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

