採用候補者や取引先について、事前にしっかり調べる——そんな「入念に調べる」様子を表すのが動詞としての「vet」です。
この記事の要約
- 動詞「vet」は「入念に調べる、審査する」という意味の表現
- もともと「獣医(veterinarian)」から派生した、面白い成り立ちを持つ単語
- 「screen」「check thoroughly」など似た表現との違いも解説
ビジネスやニュースの文脈でよく登場する、フォーマルで信頼性を感じさせる単語です。
「vet」の基本的な意味
動詞の「vet」は「入念に調べる、審査する」という意味です。もともと「veterinarian(獣医)」に由来し、競走馬を獣医が健康チェックしていたことから、「徹底的に検査する」という意味に発展したとされています。
「We need to vet the candidates carefully.」なら「候補者を入念に調べる必要がある」という意味になります。
どんな場面で使うのか
採用候補者の経歴を確認するとき、取引先やパートナー企業を審査するとき、ニュースやSNSで情報の信頼性を確認するときなど、事前の慎重な確認作業を表す場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: HR is vetting all the final candidates this week.
人事が今週、最終候補者を全員入念に調べてるよ。
B: That’s good, we need to be careful.
それはいいね、慎重にならないと。
友人と
A: I always vet reviews before buying anything online.
ネットで買い物する前は必ずレビューを入念に調べるんだ。
B: That’s smart, I should do that too.
賢いね、私もそうしよう。
SNSで
A: This article seems suspicious.
この記事、なんだか怪しいね。
B: Let’s vet the source before sharing it.
シェアする前に情報源を調べようよ。
恋愛の場面で
A: My sister wants to meet him before we get serious.
妹が、本気になる前に彼に会いたいって。
B: She just wants to vet him a little.
ちょっと入念にチェックしたいだけだよ。
家族との会話で
A: We’re vetting babysitters carefully this time.
今回はベビーシッターを入念に調べてるんだ。
B: That’s a good idea, safety comes first.
それはいい考えだね、安全第一だもんね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「vet」はフォーマルで信頼性を感じさせる単語です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| vet | 「入念に調べる、審査する」という、フォーマルで信頼性のある言い方 |
| screen | 「選別する、ふるいにかける」という、選考プロセスを強調した言い方 |
| check thoroughly | より一般的でシンプルな「徹底的に確認する」という言い方 |
次に読みたいフレーズ
物事の質を評価する関連表現として、「top-of-the-line」も合わせて読んでおくと、評価や判断に関する語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 「vet + 対象」の形で他動詞として使う
- 採用、審査、情報確認など幅広い文脈で使える
- 受動態「be vetted」の形もよく使われる
まとめ:「vet」の意味
動詞「vet」は「入念に調べる、審査する」という意味の表現です。慎重な確認作業を伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

