この記事の要約(Key Takeaways)
- 「I’ve lost my touch.」は「腕が鈍った、腕が落ちた」という意味の表現
- 「touch」には「手際の良さ、器用さ」という意味がある
- 「lose one’s touch」の形で使われるイディオム
久しぶりにやってみたら思うようにできなくて「腕が鈍ったな」と感じたこと、ありませんか?今回は「I’ve lost my touch.」の意味・使い方・会話例をまとめて解説します。
「I’ve lost my touch.」の基本的な意味
「touch」には「手際の良さ、器用さ、コツ」という意味があります。「lose one’s touch」で「腕が鈍る、腕が落ちる」という意味になります。かつては上手にできていたことが、しばらくぶりにやってみるとうまくいかない、という状況で使われます。
どんな場面で使うのか
料理、スポーツ、楽器演奏など、かつて得意だったことが久しぶりでうまくいかなかったときに、謙遜や自虐を込めて使われます。冗談っぽく使われることも多い表現です。
会話例5選

① 家庭
A: The omelet is a total failure. I’ve lost my touch.
B: Don’t worry, it happens to everyone.
(A: オムレツ大失敗だ。腕が鈍ったよ。 B: 気にしないで、誰にでもあることだよ)
② 友人
A: I missed every shot tonight. I’ve lost my touch.
B: You just need more practice.
(A: 今夜シュート全部外しちゃった。腕が鈍ったな。 B: もっと練習すれば大丈夫だよ)
③ 職場
A: My presentation didn’t go as smoothly as before.
B: Maybe you’ve lost your touch a bit.
(A: プレゼン、前ほどスムーズにいかなかったな。 B: ちょっと腕が鈍ったのかもね)
④ 趣味
A: I couldn’t play that piece without mistakes.
B: You haven’t practiced in a while, that’s why.
(A: あの曲、ミスなく弾けなかったよ。 B: しばらく練習してなかったからだよ)
⑤ 恋愛
A: My jokes aren’t landing like they used to.
B: Maybe you’ve lost your touch with humor.
(A: 最近ジョークがウケないんだよね。 B: 面白さの腕が鈍ったんじゃない?)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「腕前」系の表現と並べると、lose one’s touchの立ち位置がはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| lose one’s touch | 腕が鈍る | かつての熟練が失われたことを謙遜して語る |
| be out of practice | 練習不足である | 単に練習していない状態を説明 |
| be rusty | 錆びついている・鈍っている | lose one’s touchとほぼ同義でカジュアル |
| have something down to a fine art | 〜の名人 | 逆に熟練している状態を表す |
次に読みたいフレーズ
「〜の名人」を表す「have something down to a fine art」も、腕前の対極を語る表現として一緒に押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 現在完了形「I’ve lost my touch.」で使うのが基本。
- 謙遜や自虐・冗談っぽいニュアンスで使われることが多い。
- 「with + 対象」を加えて具体的に何の腕が鈍ったか説明できる(lost my touch with humor)。
まとめ:「I’ve lost my touch.」の意味
「I’ve lost my touch.」は「腕が鈍った」という意味のイディオムです。久しぶりに挑戦してうまくいかなかったとき、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
謙遜や自虐を込めた表現ほど、絶妙なニュアンスの調整が求められます。
知っている表現と、その場の空気に合わせて自然に使える表現には差があります。
その差を埋めるヒントを、通訳の現場から5つにまとめました。

