目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「〜気取り・なりたがり・本物じゃない人」を表すスラングです。
- want to be が縮まってできた言葉です。
- 言い換えはposer/pretender/try-hardなどがあります。
「あいつ、ロックスター気取りなんだよね」——本物になりきれていないのに、そう振る舞う人。英語ではそれを「wannabe」と呼びます。want to be(〜になりたい)が縮まった、皮肉たっぷりのスラング。日本語の「〜気取り」にぴたりと重なります。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「wannabe」の基本的な意味
wannabe は want to be(〜になりたい)が縮まってできた名詞・形容詞です。「〜気取り・なりたがり屋・真似しているだけの人」を指し、a wannabe rock star(ロックスター気取り)のように名詞の前に置きます。単独で He’s just a wannabe.(あいつは気取ってるだけ)とも使えます。「憧れて真似ているが実力が伴わない」という皮肉が核。基本はネガティブな評価です。
どんな場面で使うのか
格好だけ真似ている人を評するとき、SNSでインフルエンサー風に振る舞う人を語るとき、経験もないのに専門家ぶる人を指すときに使います。かなり手厳しい言葉なので、本人の前では避けるのが賢明。友人同士の軽口としてなら成立しますが、相手の努力を否定する響きがあることは意識しておきましょう。
会話例5選

① 音楽
A: He bought a guitar but never plays it.
B: He’s a wannabe rock star.
(A: ギター買ったのに全然弾かないんだよ B: ロックスター気取りだね)
② SNS
A: She posts like she’s famous.
B: A total wannabe influencer.
(A: 有名人みたいに投稿してる B: 完全にインフルエンサー気取りだね)
③ 専門家ぶる
A: He gives advice on everything.
B: He’s just a wannabe expert.
(A: 何にでも助言してくる B: 専門家気取りなだけだよ)
④ 言い換え
A: Does he actually skate?
B: No, he’s a poser.
(A: 彼、実際に滑るの? B: いや、格好だけだよ)
⑤ 単独で
A: Is he a real chef?
B: Nah, he’s just a wannabe.
(A: 彼って本物のシェフ? B: いや、気取ってるだけ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「気取り」を表す表現と並べると、wannabe の皮肉が見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Wannabe | 〜気取り・なりたがり | 憧れて真似ている人 |
| Poser | 格好だけの人 | 見た目だけ真似る |
| Pretender | ふりをする人 | 本物でないことを強調 |
| Try-hard | 頑張りすぎて痛い人 | 努力が空回りする様子 |
次に読みたいフレーズ
「気取る・お高くとまる」を表す表現も、あわせて覚えておくと「見栄・気取り」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- wannabe は want to be が縮まってできた語です。
- a wannabe rock star のように名詞の前に置けます。
- 単独で He’s just a wannabe. とも使えます。
- 手厳しい評価なので、本人の前では避けましょう。
まとめ:「wannabe」の意味
「wannabe」は、「〜気取り・なりたがり」を表すスラングです。want to be という語源を知れば意味は忘れません。poser や try-hard との差を押さえつつ、使う相手と場面には気をつけましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

