目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「こっちの身にもなってよ・私の立場になって考えて」を表すイディオムです。
- Put yourself in my shoes. の形でそのまま使えます。
- 言い換えはin someone’s position/see it from my sideなどがあります。
「ちょっとこっちの身にもなってよ」——相手に自分の立場を理解してほしいとき、ネイティブは「Put yourself in my shoes」と言います。直訳は「私の靴を履いてみて」。他人の靴を履く=その人の立場に立つ、という発想の面白い表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「put yourself in my shoes」の基本的な意味
put yourself in someone’s shoes は「〜の立場になって考える・身になって考える」という意味のイディオムです。靴はその人が歩んできた道のたとえ。「私の靴を履いてごらん=同じ状況を経験してみて」というイメージから、相手に理解や共感を求める表現になりました。my を his/her に変えれば、第三者の立場について語ることもできます。
どんな場面で使うのか
相手に一方的に責められたとき、自分の苦労をわかってほしいときに使います。また「彼の立場になって考えてみて」と第三者への配慮を促すときにも便利。感情的に反論するより、相手に想像を促すぶん建設的に響くのが利点です。ビジネスの交渉でも活躍します。
会話例5選

① 訴え
A: You should have just said no.
B: Put yourself in my shoes—it wasn’t that easy.
(A: 断ればよかったのに B: こっちの身にもなってよ、簡単じゃなかったんだ)
② 仕事
A: Why didn’t you push back on the deadline?
B: Put yourself in my shoes for a second.
(A: なぜ締切に反論しなかったの? B: ちょっと私の立場になって考えてみてよ)
③ 第三者
A: He’s overreacting, isn’t he?
B: Put yourself in his shoes—he just lost his job.
(A: 彼、大げさすぎない? B: 彼の身になってみなよ、職を失ったばかりだよ)
④ 家族
A: Why are you always worried?
B: If you were in my position, you’d understand.
(A: なんでいつも心配してるの? B: 私の立場だったらわかるよ)
⑤ 交渉
A: The price is too high.
B: Try to see it from my side—costs went up.
(A: 値段が高すぎる B: こちらの側から見てみてください、コストが上がったんです)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「立場になって考える」系の表現と並べると、shoes の比喩の味わいが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Put yourself in my shoes | 私の身になって考えて | 理解・共感を求める |
| If you were in my position | 私の立場だったら | 仮定して考えてもらう |
| See it from my side | 私の側から見てみて | 視点の転換を促す |
| I’ve been there | その気持ちわかる | 自分の経験から共感する |
次に読みたいフレーズ
「わかる・同じ経験した」と共感を示す表現も、あわせて覚えておくと「立場・共感」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- put yourself in someone’s shoes で「〜の立場になって考える」を表します。
- 「その人の靴を履く=同じ道を歩む」という比喩です。
- my を his/her に変えれば、第三者の立場にも使えます。
- 感情的な反論より建設的に響くのが利点です。
まとめ:「put yourself in my shoes」の意味
「put yourself in my shoes」は、「こっちの身にもなってよ・私の立場になって考えて」を表すイディオムです。靴を履き替える=立場を入れ替える、というイメージがポイント。see it from my side とセットで覚えておくと、理解を求める場面で頼りになります。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

