目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「それがどうかした?・だから何?」と返す表現です。
- What about it? の形でそのまま使えます。
- 言い換えはSo what?/And?などがあります。
「それがどうかした?」——相手の指摘に、そっけなく返すこのひと言。英語では「What about it?」と言います。同じ形でも、トーン次第で「それで、何が問題?」という挑戦的な響きにも、純粋な確認にもなる表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「What about it?」の基本的な意味
What about it? は「それがどうかした?・だから何?・それで?」という意味です。相手が持ち出した話題に対して「それの何が問題なの?」と返す言い方。多くの場合、身構えた・突っかかるようなトーンを含みます。一方で純粋に「それについて何が聞きたいの?」と確認する使い方もあり、口調と文脈で印象が大きく変わるのが特徴です。
どんな場面で使うのか
痛いところを突かれて開き直るとき、指摘に「それが何か?」と返すときなどに使います。やや攻撃的に響きやすいので、目上の人やフォーマルな場では避けたい表現。相手の意図を確かめたいだけなら、What do you mean? や What’s your point? の方が角が立ちません。
会話例5選

① 開き直り
A: You were late again this morning.
B: What about it?
(A: 今朝また遅刻したよね B: それがどうかした?)
② 指摘
A: I heard you quit the team.
B: Yeah. What about it?
(A: チーム辞めたんだって B: うん。それが何か?)
③ 確認
A: About the report…
B: What about it?
(A: あの報告書のことだけど… B: それがどうかした?)
④ 言い換え
A: Everyone else finished early.
B: So what?
(A: 他のみんなは早く終わったよ B: だから何?)
⑤ 柔らかく
A: I wanted to talk about your schedule.
B: Sure—what’s your point?
(A: 君の予定について話したくて B: いいよ、何が言いたいの?)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「それがどうかした?」系の表現と並べると、トーンの差が見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| What about it? | それがどうかした? | 身構えて返す |
| So what? | だから何? | より挑戦的・強い |
| What’s your point? | 何が言いたいの? | 意図を確かめる |
| What do you mean? | どういう意味? | 中立的に聞き返す |
次に読みたいフレーズ
「前に進もう・気にしない」を表すネイティブスラングも、あわせて覚えておくと「受け流す」表現が広がります。
使い方のポイント・注意点
- What about it? で「それがどうかした?・だから何?」を表します。
- 身構えた・突っかかるトーンになりやすい表現です。
- 目上の人やフォーマルな場では避けた方が無難です。
- 意図を確かめたいだけなら What’s your point? の方が角が立ちません。
まとめ:「What about it?」の意味
「What about it?」は、「それがどうかした?・だから何?」と返す表現です。トーン次第で挑戦的にも確認にもなるのがポイント。So what? との強さの差を押さえて、場面に応じて使い分けましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

