目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「大事なのは知識より人脈」を表すことわざ的な表現です。
- It’s not what you know, it’s who you know. の形でそのまま使えます。
- 関連表現はconnections/it’s all about networkingなどです。
「結局、何を知ってるかより誰を知ってるかだよ」——世の中の現実を突いたこのフレーズ、英語では「It’s not what you know, it’s who you know」と言います。what と who を対比させた、リズムのいい定番表現。皮肉にも助言にもなります。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「It’s not what you know, it’s who you know」の基本的な意味
直訳は「何を知っているかではなく、誰を知っているかだ」。つまり「成功を左右するのは知識やスキルより人脈だ」という意味のことわざ的な表現です。what(知識)と who(人脈)を並べた対句のリズムがポイント。就職・出世・ビジネスチャンスの文脈でよく使われ、現実を皮肉る響きと、アドバイスとしての響きの両方を持ちます。
どんな場面で使うのか
就職や昇進の話題で「実力だけじゃないよね」とこぼすとき、若い人に「人とのつながりを大事にしなさい」と助言するときに使います。皮肉として使うと不公平さへの批判に、助言として使うとネットワーキングの勧めに。同じ一文で色合いが変わるのが面白いところです。
会話例5選

① 就職
A: How did he get that job?
B: It’s not what you know, it’s who you know.
(A: 彼どうやってあの仕事得たの? B: 知識より人脈ってことだよ)
② 助言
A: I just need to study harder, right?
B: Partly. But it’s not what you know, it’s who you know.
(A: もっと勉強すればいいんだよね? B: 半分はね。でも大事なのは人脈だよ)
③ 皮肉
A: She got promoted after only six months.
B: Well, it’s not what you know, it’s who you know.
(A: 彼女、半年で昇進したよ B: まあ、知識より人脈ってやつだね)
④ ビジネス
A: How did you land that client?
B: An old friend introduced us. Connections matter.
(A: あのクライアントどう獲得したの? B: 旧友が紹介してくれてね。人脈は大事だよ)
⑤ 勧め
A: Should I go to that industry event?
B: Definitely—it’s all about networking.
(A: あの業界イベント行くべき? B: 絶対行きなよ、人脈がすべてだから)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「人脈」を表す表現と並べると、このフレーズの立ち位置が見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| It’s not what you know, it’s who you know | 知識より人脈 | ことわざ的にまとめる |
| Connections | コネ・つながり | 人脈そのものを指す |
| It’s all about networking | 人脈がすべて | 交流の大切さを勧める |
| Have friends in high places | 有力者に知り合いがいる | 強いコネがある |
次に読みたいフレーズ
「いい人を紹介してあげる」を表す表現も、あわせて覚えておくと「人脈・紹介」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- what(知識)と who(人脈)を対比させた定型表現です。
- 就職・昇進・ビジネスチャンスの文脈でよく使われます。
- 皮肉としても、助言としても使えます。
- connections(コネ・つながり)も一緒に覚えると便利です。
まとめ:「It’s not what you know, it’s who you know」の意味
「It’s not what you know, it’s who you know」は、「大事なのは知識より人脈」を表す定番のことわざ的表現です。what と who の対比が効いた、リズムのよさがポイント。皮肉にも助言にもなる懐の深さを意識して使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

