目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 相手の発言に「まあ、そう言えるね」と控えめに同意する表現です。
- 全面的なYESではなく、ぼかした・ひかえめな肯定のニュアンスになります。
- 言い換えはI guess so/That’s one way to put it/In a wayなどが近い表現です。
相手の言ったことに、完全には賛成しないけれど否定もしない——そんなときネイティブがよく使うのが「You could say that.」です。この記事で意味・使う場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「You could say that」の基本的な意味
直訳は「あなたはそう言うことができる」。そこから「まあ、そう言えるね」「そういう見方もできる」という、断定を避けたやわらかい同意になります。はっきりYESと言い切らず、含みを残したいときにぴったりの表現です。
どんな場面で使うのか
相手の要約や推測に対して、完全同意まではしないけれど認める、というときに使います。トーン次第で「まあね(本当はもっとあるけど)」と、ちょっとした含みや照れ隠しを持たせられるのも便利なところです。
会話例5選

① 職場
A: So the project went well?
B: You could say that. We hit every deadline.
(A: プロジェクトうまくいった? B: まあそう言えるね。全部締切に間に合ったし)
② 友人
A: You’re into her, aren’t you?
B: …You could say that.
(A: 彼女のこと好きなんでしょ? B: …まあ、そうとも言えるね)
③ SNS
A: So you’re kind of famous now?
B: Ha, you could say that.
(A: じゃあ今やちょっと有名人だね? B: はは、まあそう言えるかもね)
④ 恋愛
A: Was it love at first sight?
B: You could say that.
(A: 一目惚れだったの? B: まあ、そう言ってもいいかな)
⑤ ファッション
A: Is minimalism your style?
B: You could say that. I hate clutter.
(A: ミニマルが好みなの? B: まあそうだね、ごちゃごちゃが苦手で)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た「控えめな同意」の表現と並べると、You could say that のぼかしの度合いがはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| You could say that | 控えめ・ぼかした同意 | 完全同意は避けたい時 |
| I guess so | しぶしぶ・消極的な同意 | あまり乗り気でない時 |
| That’s one way to put it | そういう言い方もできる | やんわり異論の含み |
| In a way | ある意味では | 部分的に同意する時 |
次に読みたいフレーズ
もっとはっきり同意したい、あるいは「一理あるね」と認めたいときの言い分けは、こちらが参考になります。
使い方のポイント・注意点
- 完全なYESではなく、ぼかした・控えめな肯定を表します。
- トーン次第で皮肉や照れ隠しの含みを持たせられます。
- ビジネスでも使えますが、明確な同意が必要な場面では避けます。
- 「That’s one way to put it」はやんわり異論の含みが出る点に注意します。
まとめ:「You could say that」の意味
「You could say that.」は、「まあ、そう言えるね」と断定を避けてやわらかく同意する表現です。完全なYESではなく含みを残せるので、照れ隠しや軽い皮肉にも使えます。トーンで印象が変わるので、表情や声色とセットで届けましょう。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。
