【完全解説】通訳者が教える英語スラング「big up」の意味・使い方・例文

この記事を書いた人

アメリカ在住5年・米国サンフランシスコ州立大学卒業。企業の代表取締役の専任通訳・翻訳を約10年担当。YouTubeチャンネル「筋トレ英会話」運営。

「big up」の基本的な意味

SNSやヒップホップの歌詞でよく目にする “big up”。「大きい上?」と首をかしげた経験はありませんか?実はこれ、英語圏では非常によく使われるカジュアルな称賛・感謝の表現です。

“big up” には主に2つの意味があります。

①称賛する・持ち上げる:誰かを褒めたり、リスペクトを示すときに使います。”Big up to my team!”(チームに最大のリスペクト!)のように使います。

②感謝・シャウトアウト:誰かへの感謝や注目を集めるための呼びかけとして使います。DJやMCがライブ中に “Big up to everyone in the crowd!”(会場のみなさんに最大のエール!)と言う場面がその典型です。

日本語で言えば「最大のリスペクト」「ありがとう・よくやった」「エール」に近いニュアンスです。

どんな場面で使うのか

“big up” はもともとジャマイカ英語(パトワ語)が起源で、ヒップホップ・レゲエ文化を通じて広まりました。今では英語圏全体のカジュアルな会話やSNSで幅広く使われています。

特に誰かの頑張りを称えるとき、感謝を伝えるとき、仲間を盛り上げるときに登場します。フォーマルな場よりも、友人・仲間・SNS上でのやりとりで使うのが自然です。

会話例

場面1:友人の成功を称えるとき

A: I just got promoted to senior manager!
(シニアマネージャーに昇進したよ!)

B: Big up! You’ve been grinding for this for years. You deserve it.
(最高!何年もずっと頑張ってきたもんね。当然の結果だよ。)

場面2:SNS・コメント欄でのシャウトアウト

Post: Just dropped my first EP. Couldn’t have done it without my crew. Big up to everyone who believed in me from day one. 🎶
(初EPをリリースしました。仲間なしでは無理だった。最初から信じてくれたみんなに最大のリスペクトを。)

場面3:ライブ・イベントでの盛り上げ

MC: Are you ready to have a good time tonight?
(今夜最高の時間を過ごす準備はできてる?)

Crowd: Yeah!
(イエー!)

MC: Big up to everyone who came out tonight. Let’s go!
(今夜来てくれたみんなに最大のエールを。さあ行くぞ!)

場面4:職場・チームへの感謝

A: The presentation went really well. The client loved it.
(プレゼン、すごくうまくいった。クライアントも気に入ってくれたよ。)

B: Big up to the whole team. Everyone put in the work this week.
(チーム全員に最大の称賛を。今週みんな本当によく頑張った。)

場面5:恋愛・身近な人への感謝

A: I made you lunch for the whole week since you’ve been so busy.
(忙しそうだったから、今週1週間分のお弁当を作っといたよ。)

B: Are you serious? Big up to you! I don’t know what I’d do without you.
(マジで?最高すぎる!あなたなしじゃ無理だよ。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

“big up” は単なる「ありがとう」や「すごいね」とは少し違います。リスペクト・仲間意識・エールが込められた、より感情豊かな称賛表現です。特にヒップホップやストリートカルチャーの影響を強く受けているため、使う場面やトーンによってグッとかっこよく聞こえます。

似た表現との比較を見てみましょう。

表現 意味 ニュアンス・特徴
big up 称賛・リスペクト・エール ヒップホップ・ストリート文化由来。仲間意識が強い。カジュアル限定
shout out 感謝・名指しで称える “Big up” に近いが、より広く使われる。SNSでも定番
props 称賛・敬意 “Give props to ~”(~を称える)の形で使う。同じくカジュアル
kudos 称賛・栄誉 やや丁寧でフォーマルにも使える。職場でも自然
hat tip 敬意を表する 書き言葉・ブログ・SNSで使われる略式の敬意表現

“big up” と “shout out” は特にセットで覚えると便利です。どちらも誰かを称える・感謝する表現ですが、”big up” の方がよりエネルギッシュで感情的なニュアンスがあります。

「筋トレ英会話」的な覚え方

big up =「でっかく持ち上げる」= 最大のリスペクト・称賛・エール

このイメージで、次の3フレーズをセットで覚えましょう。

1. “Big up!”(最高!よくやった!)→ 一言で称賛を伝える最もシンプルな形
2. “Big up to ~.”(〜に最大のリスペクトを)→ 特定の人やグループを称えるときの定番
3. “Big up yourself!”(自分を誇れ!よくやった!)→ 相手を個人的に称えるジャマイカ英語由来の表現

「称えたい・感謝したい・盛り上げたい = big up」と覚えれば、SNSでも会話でも自然に使いこなせます。

使い方のポイント・注意点

カジュアルな場面限定:ヒップホップ・ストリートカルチャー由来の表現なので、フォーマルなビジネスシーンや目上の人には使わないのが無難です。

イギリス英語でも広く使われる:”big up” はジャマイカ英語が起源ですが、特にイギリスでカジュアルな称賛表現として定着しています。アメリカよりイギリス・カリブ系の英語圏でよく聞かれます。

“big ups”(複数形)も使われる:”Big ups to the whole crew!”(チーム全員に最大のリスペクト!)のように複数形にすることもあります。意味は変わりません。

SNSとの相性が抜群:Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなどのSNSで感謝やシャウトアウトを投稿するときに非常によく使われます。

まとめ:「big up」の意味

今日から使ってみましょう。“big up”「称賛する・リスペクトを示す・エールを送る」という意味のカジュアルな英語表現です。ヒップホップやSNS文化を通じて世界中に広まり、今では日常会話でも自然に使われています。友人の成功を称えるとき、チームに感謝を伝えるとき、ぜひ “Big up to you!” と言ってみてください!

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