このブログの記事は以下の枠組みでいろいろな英語フレーズをご紹介しています。
◆意味:解説を丁寧に加えていきます
◆例文:会話・文章での使い方をご紹介します
◆ニュアンス:フォーマル/カジュアル・口語/書き言葉などの違いも紹介します
◆起源:フレーズの語源や歴史的背景が分かる場合には追加いたします
◆使用地域:アメリカ英語/イギリス英語/その他の国や地域の使用頻度などもご説明します
◆関連表現:同じ意味の別の言い方や類義語も参考にしてください
記事の信憑性
本日のフレーズ
本日は「shoot yourself in the foot」についてご説明します。
意味
“shoot yourself in the foot”は:
自分のミスや不用意な行動によって、自分に不利な結果を招くこと。
「自分で自分の首を絞める」「自滅する」といったニュアンスに近い表現です。
日本語の「墓穴を掘る」とほぼ同じ感覚です。
例文
“He really shot himself in the foot by insulting his boss in public.”
(彼は上司を人前で侮辱して、自分の首を絞めてしまった。)
“I shot myself in the foot when I forgot to back up the presentation file.”
(プレゼン資料をバックアップし忘れて、自分で自分の首を絞めてしまった。)
“Don’t shoot yourself in the foot by quitting your job before finding a new one.”
(新しい仕事が見つかる前に辞めて、自滅しないようにしなよ。)
ニュアンス
カジュアルで口語的な表現。
ビジネス会話でも使われますが、フォーマルな文章ではあまり使われません。
失敗に対してユーモラスに言うことも多いです。
起源
20世紀前半、特に第一次世界大戦の頃に広まったとされるます。
当時「足を撃つ」というのは、兵士が戦場から逃れるために自分の足をわざと撃って負傷兵として送還される行為を意味していました。
後に比喩として「自分の行為で自分を傷つける=自滅する」という意味で一般化しました。
使用地域
アメリカ英語・イギリス英語の両方で広く使われます。
カジュアルな会話で国際的に理解されるフレーズです。
関連表現
dig your own grave(自分の墓穴を掘る)
backfire(思惑が裏目に出る)
self-sabotage(自分を妨害する)
bring it on yourself(自業自得)
まとめ
“shoot yourself in the foot” = 自分の不注意や行動で自滅すること。
日本語の「墓穴を掘る」「自分で自分の首を絞める」とほぼ同じ感覚で使えます。
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簡単に概要をご説明します。
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:
①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)
三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。つまり、覚えて口で説明する出来ると言うことですね
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)
連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うことです!
もう少し知りたい方は以下の記事をご参照ください:
関連記事英語スピーキングについて知っておくと無駄な努力をしなくて済むと言う件
まとめ
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本日は以上です。