目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “don’t jump the gun” は「早まるな・フライングするな・先走るな」を意味するイディオムだ。
- 準備が整う前に early に行動しようとする相手を制止する場面で使われる。“Don’t jump the gun.”・”I jumped the gun.”・”jumping the gun” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 陸上競技でスタートの合図(gun)より早く飛び出すフライングが語源で、適切なタイミングを待たずに先走ることを戒めるニュアンスがポイントだ。
「早まるな」「フライングするな」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “jump the gun” だ。
「don’t jump the gun」の基本的な意味
結論から言うと、“jump the gun” は「早まる・フライングする・先走る」を意味するイディオムで、”don’t jump the gun” で「早まるな・先走るな」という意味になる。
陸上競技で、スタートの号砲(gun)が鳴る前に飛び出してしまうフライングが語源。そこから「適切なタイミングを待たずに早まって行動する」という意味になった。準備や確認が整う前に先走る相手を戒めるときに使う。
どんな場面で使うのか
- 早まった行動を戒めるとき:準備不足で先走る相手を止めるとき
- 早合点を指摘するとき:結論を急ぎすぎる相手に対して
- 自分の早まりを反省するとき:「先走ってしまった」と認めるとき
- 確認を促すとき:「まだ早い、確認してから」と諭すとき
会話例5選

① 早まった行動を戒めるとき
Kate: I’m going to announce the news to everyone right now!
(今すぐみんなにニュースを発表する!)
Hiro: Don’t jump the gun. The deal isn’t finalized yet.
(早まるな。契約はまだ確定してないよ。)
② 早合点を指摘するとき
Tom: So we got the contract? Let’s celebrate!
(じゃあ契約取れたの?お祝いしよう!)
Sarah: Let’s not jump the gun. We haven’t heard back officially.
(先走らないで。まだ正式な返事をもらってないよ。)
③ 自分の早まりを反省するとき
Mia: Why did you apologize before knowing the facts?
(事実を知る前になぜ謝ったの?)
Hiro: I jumped the gun. I should have waited to hear the whole story.
(早まったよ。全部聞いてから判断すべきだった。)
④ 確認を促すとき
Kate: I already ordered the supplies for the event.
(イベント用の備品もう注文しちゃった。)
Tom: You jumped the gun — the event might be postponed.
(先走ったね。イベントは延期になるかもしれないよ。)
⑤ 慎重さを促すとき
Sarah: Should I tell everyone I got the job?
(仕事決まったってみんなに言っていい?)
Hiro: Don’t jump the gun — wait until you sign the offer.
(早まらないで。正式に契約してからにしなよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「早まる・先走る」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| jump the gun | 早まる・フライングする。適切なタイミングより早く行動する。 |
| get ahead of oneself | 先走る・気が早すぎる。順序を飛ばして先に進むニュアンス。 |
| act prematurely | 時期尚早に行動する。ややフォーマルな表現。 |
| count one’s chickens | 取らぬ狸の皮算用をする。結果が出る前に期待しすぎる。 |
| put the cart before the horse | 本末転倒・順序を間違える。やるべき順序が逆のニュアンス。 |
“jump the gun” の特徴は「タイミングを待たずに早く行動してしまう」という点。”count one’s chickens”(結果前に期待する)と違い、実際に行動を起こしてしまう先走りを指す。
同じく「落ち着いて・慌てないで」と相手をなだめる表現です。ニュアンスの違いを比べてみましょう。
使い方のポイント・注意点
- “don’t jump the gun” で「早まるな」:相手を制止する命令形でよく使う。
- 過去形 “jumped the gun” で「早まった」:”I jumped the gun.”(先走ってしまった)と反省にも使う。
- “let’s not jump the gun” で穏やかに促す:「先走らないようにしよう」と柔らかく言える。
- 行動を伴う先走りに使う:単なる期待ではなく、実際に早まった行動を取る場面で使う。
まとめ:「don’t jump the gun」の意味
“jump the gun” は「早まる・フライングする・先走る」を意味するイディオムで、”don’t jump the gun” で「早まるな」という意味になる。陸上のフライングが語源で、適切なタイミングを待たずに行動することを戒める。”Don’t jump the gun.”・”I jumped the gun.” の形でそのまま覚えておくと、先走りを的確に表現できるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

