目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “diamond in the rough” は「磨けば光る原石・荒削りだが素質のある人」を意味するイディオムだ。
- 外見や態度は粗削りだが優れた素質や価値を秘めた人・ものを表す場面で使われる。“He’s a diamond in the rough.”・”a real diamond in the rough” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 研磨される前のダイヤモンド原石が語源で、洗練されていないが本質的な価値があるという好意的なニュアンスがポイントだ。
「磨けば光る原石」「荒削りだけど素質がある」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “diamond in the rough” だ。
「diamond in the rough」の基本的な意味
結論から言うと、“diamond in the rough” は「磨けば光る原石・荒削りだが素質のある人」を意味するイディオムだ。
研磨・カットされる前のダイヤモンドの原石(rough diamond)が語源。一見は粗削りで洗練されていないが、磨けば素晴らしい価値を発揮する人やものを表す。外見・態度・マナーは荒いが、本質的に優れた才能や人柄を持っている人への好意的な評価として使われる。
どんな場面で使うのか
- 素質のある人を評価するとき:粗削りだが才能がある人を表すとき
- 育てれば伸びる人材を表すとき:教育や指導で伸びる素質を見出すとき
- 外見と中身のギャップを表すとき:見た目は荒いが中身が良い人に対して
- 隠れた価値を見出すとき:まだ評価されていない優れたものを表すとき
会話例5選

① 素質のある新人を評価するとき
Kate: The new hire seems a bit rough around the edges.
(新人さん、ちょっと荒削りな感じだね。)
Hiro: True, but he’s a diamond in the rough. He has real talent.
(確かに、でも磨けば光る原石だよ。本物の才能がある。)
② 育てれば伸びる人材を表すとき
Tom: Why did you pick her for the team?
(なぜ彼女をチームに選んだの?)
Sarah: She’s a diamond in the rough. With some training, she’ll shine.
(磨けば光る原石なんだ。少し鍛えれば輝くよ。)
③ 外見と中身のギャップを表すとき
Mia: He doesn’t make a great first impression.
(彼って第一印象はあんまり良くないよね。)
Hiro: Maybe not, but he’s a diamond in the rough once you get to know him.
(そうかもね、でも知れば荒削りだけど素晴らしい人だよ。)
④ 隠れた価値を見出すとき
Kate: That old house looks run-down.
(あの古い家、荒れてるように見えるね。)
Tom: It’s a diamond in the rough. With renovation, it’ll be beautiful.
(磨けば光る物件だよ。改装すれば美しくなる。)
⑤ 才能を見抜くとき
Sarah: The coach saw something special in that young player.
(コーチはあの若い選手に何か特別なものを見たんだね。)
Hiro: Yeah, he spotted a diamond in the rough.
(うん、磨けば光る原石を見抜いたんだ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「素質・潜在能力」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| diamond in the rough | 磨けば光る原石。荒削りだが優れた素質を秘めた人・もの。 |
| rough around the edges | 荒削りな・洗練されていない。素質より粗さに焦点。 |
| hidden gem | 隠れた逸品・穴場。まだ知られていない優れたもの。 |
| have potential | 潜在能力がある。中立的に将来性を表す。 |
| late bloomer | 大器晩成型・遅咲き。後から才能が開花する人。 |
“diamond in the rough” の特徴は「粗さ」と「秘めた価値」の両方を含む点。”rough around the edges”(荒削り)が粗さに焦点なのに対し、こちらは「磨けば光る」という前向きな評価を伴う。
同じく人物・性格を表すネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “a diamond in the rough” の形で使う:”He’s a diamond in the rough.”(彼は磨けば光る原石だ)。
- 好意的な評価として使う:粗さを認めつつ素質を高く買うポジティブな表現。
- 人にも物にも使える:人材だけでなく物件・作品など幅広く使える。
- “rough diamond” とも言う:イギリス英語では語順を変えた “rough diamond” も使われる。
まとめ:「diamond in the rough」の意味
“diamond in the rough” は「磨けば光る原石・荒削りだが素質のある人」を意味するイディオムだ。研磨前のダイヤモンド原石が語源で、洗練されていないが本質的な価値を秘めた人やものを好意的に表す。”He’s a diamond in the rough.” の形でそのまま覚えておくと、隠れた才能を評価する場面で自然に使えるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

