欲しいものにお金を惜しまず使う、そんな「大枚をはたく」という様子を表すのが「spend a fortune on」という表現です。
この記事の要約
- 「spend a fortune on」は「〜に大枚をはたく、大金を使う」という意味の表現
- 「fortune」は「財産、大金」を意味する誇張表現として使われている
- 「spend a lot of money on」など似た表現との違いも解説
実際の金額の大小にかかわらず、「かなりの出費をした」という気持ちを強調して伝えられる便利な表現です。
「spend a fortune on」の基本的な意味
「fortune」は「財産、大金」という意味の単語で、「spend a fortune on + 名詞」で「〜に大金を使う、大枚をはたく」という意味になります。実際に莫大な金額でなくても、「かなりお金をかけた」という強調のニュアンスで使われます。
「I spent a fortune on this bag.」なら「このバッグに大枚をはたいた」という意味になります。
どんな場面で使うのか
高価な買い物をしたことを話すとき、旅行やイベントに大金を使ったことを伝えるとき、誰かの散財ぶりを話題にするときなど、「思い切った出費」を強調したい場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: The company spent a fortune on the new equipment.
会社は新しい設備に大枚をはたいたよ。
B: I hope it pays off.
元が取れるといいね。
友人と
A: I spent a fortune on concert tickets.
コンサートのチケットに大枚をはたいちゃった。
B: Was it worth it?
その価値あった?
SNSで
A: She spent a fortune on her wedding dress.
彼女、ウェディングドレスに大金使ったらしいよ。
B: I saw the photos, it was stunning!
写真見たけど、本当に素敵だったよ!
恋愛の場面で
A: He spent a fortune on our anniversary dinner.
彼、記念日のディナーに大枚はたいてくれたの。
B: That’s so sweet of him.
それはすごく素敵だね。
家族との会話で
A: Dad spent a fortune on the home renovation.
お父さん、家のリフォームに大金使ったよね。
B: But it looks amazing now.
でも今すごく素敵になったよね。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「spend a fortune on」は誇張を含んだ、感情のこもった表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| spend a fortune on | 「大枚をはたく」という、誇張を含んだ感情豊かな言い方 |
| spend a lot of money on | よりニュートラルで一般的な「たくさんお金を使う」という言い方 |
| splurge on | 「贅沢にお金を使う」という、楽しさや満足感を含んだ言い方 |
次に読みたいフレーズ
お金の使い方を表す関連イディオムとして、「nickel-and-dime」も合わせて読んでおくと、対照的なお金の使い方を表す語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 実際の金額に関係なく、誇張して使われることが多い
- 「spend a fortune on + 名詞」の形で使う
- ネガティブにもポジティブにも使える中立的な表現
まとめ:「spend a fortune on」の意味
「spend a fortune on」は「〜に大枚をはたく」という意味の表現です。思い切った出費を強調して伝えたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

