目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “That’s a reach” は「それは無理がある・こじつけだ・根拠が薄い」という意味の表現。論理の飛躍・無理な解釈・こじつけを指摘するときに使うカジュアルな批評フレーズ。
- “That’s quite a reach”(かなり無理がある)で強調できる。SNSのコメント・議論・説明への反応としてよく使われる。“stretch” も同義でセットで覚えよう。
- “That’s a stretch”(それは無理がある)・“That’s a bit of a leap”(それは飛躍しすぎ)・“You’re reading too much into it” もセットで覚えよう。
「that’s a reach」の基本的な意味
誰かがちょっと無理のある論理を展開しているとき、ネイティブはこう言います——“That’s a reach.”
通訳の現場で、会議中に根拠の薄い提案が出たとき、アメリカ人スタッフがつぶやきました。”That’s a bit of a reach, don’t you think?” そのひと言で場の空気がガラっと変わりました。
“that’s a reach” は「それは無理がある・こじつけだ・根拠が薄い」という意味のカジュアルな表現です。”reach”(届こうとして手を伸ばす)のイメージから、「頑張って届こうとしているが少し無理がある」というニュアンスが生まれました。
どんな場面で使うのか
根拠が薄い主張・こじつけの論理・無理のある解釈を指摘するときに使います。直接的すぎず、相手への配慮を保ちつつ異議を唱えられる表現です。
会話例5選
① 根拠が薄い主張に対して
A: I think he’s upset because of something that happened three years ago.
B: That’s a reach. He’s probably just having a bad day.
(彼は3年前に起きたことが原因で怒ってると思う/それはちょっと無理があるよ。ただの機嫌が悪い日じゃないかな)
② こじつけの解釈に対して
A: The author obviously meant this passage as a metaphor for climate change.
B: That might be a bit of a reach. It was written in 1950.
(著者は明らかにこの一節を気候変動の比喩として書いたんだ/それはちょっと無理があるかも。1950年に書かれたんだよ)
③ ビジネスの提案に対して
A: If we cut costs by 50%, we could double our profit.
B: That’s a reach. Cutting costs that much would affect quality significantly.
(コストを50%削減すれば利益を倍にできる/それは無理がある。そこまでコストを削れば品質に大きく影響する)
④ SNS・議論で
A: He didn’t respond to her message, so he must be ignoring her on purpose.
B: That’s a reach. He might just be busy.
(彼が彼女のメッセージに返信しなかったから、わざと無視してるに違いない/それは無理がある。ただ忙しいだけかもしれない)
⑤ 自分で使って謙虚さを示すとき
A: Maybe I’m connecting dots that aren’t there, but…
B: Yeah, that might be a bit of a reach, but I see where you’re going with it.
(つながっていない点を結びつけているかもしれないけど…/確かにちょっと無理があるかも、でも言いたいことはわかるよ)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
| that’s a reach | 無理がある・こじつけだ。根拠の薄い主張を指摘する |
| a bit of a reach | ちょっと無理がある。”that’s a reach” より柔らかいバージョン |
| far-fetched | こじつけの・無理のある。that’s a reachの同義フォーマル表現 |
| that’s a stretch | それは無理がある。that’s a reachとほぼ同義 |
| connecting dots | 点と点を結ぶ・つながりを見出す。根拠なく関連付けるときにも使う |
次に読みたいフレーズ
同じく主張・論理・議論の場面で使えるネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
・“a bit of a reach” で柔らかくなる: “That’s a reach.” より “That might be a bit of a reach.” の方がやわらかく批判できます。
・“that’s a stretch” も同義: “that’s a reach” と “that’s a stretch” はほぼ同じ意味で使えます。
・カジュアルな場面向き: フォーマルな場では “that seems far-fetched”・”I think that’s a bit of a leap” の方が適切です。
まとめ:「that’s a reach」の意味
“that’s a reach” は「それは無理がある・こじつけだ」という意味のカジュアルな表現です。根拠の薄い主張や論理に異議を唱えるときに使います。”that’s a stretch”・”far-fetched” などもセットで覚えましょう。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

