「under a cloud」の意味とは?「疑いをかけられて・面目を失って」をネイティブが使うイディオムを解説

疑いをかけられたイメージ

この記事の要約(Key Takeaways)

  • “under a cloud” は「疑いをかけられて・嫌疑を受けて・面目を失って」を意味するイディオムだ。
  • 疑念や不名誉によって信用を失っている状態を表す場面で使われる。“under a cloud of suspicion”・”leave under a cloud” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
  • 頭上に暗雲(cloud)がかかっているイメージで、疑いや不信に包まれた状況を表す点がポイントだ。

「疑いをかけられて」「面目を失って」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “under a cloud” だ。

「under a cloud」の基本的な意味

結論から言うと、“under a cloud”「疑いをかけられて・嫌疑を受けて・面目を失って」を意味するイディオムだ。

頭上に暗雲(cloud)がかかっているイメージから、疑念・不信・不名誉に包まれた状態を表す。不正を疑われたり、スキャンダルで信用を失ったりして、周囲から白い目で見られている状況に使う。”under a cloud of suspicion”(疑惑のさなかに)や “leave under a cloud”(不名誉な形で去る)の形でよく使われる。

どんな場面で使うのか

  • 疑いをかけられたとき:嫌疑を受けている状態を表すとき
  • 信用を失ったとき:不名誉な状況にあるとき
  • 不名誉に去るとき:疑いを残して辞めるとき
  • スキャンダルを表すとき:疑惑のさなかにあるとき

会話例5選

疑念が漂うイメージ

① 疑いをかけられたとき

Kate: Why does everyone seem to avoid him at work?
(なんで職場のみんな彼を避けてるの?)
Hiro: He’s been under a cloud since the money went missing.
(お金が消えてから、彼は疑いをかけられてるんだ。)

② 信用を失ったとき

Tom: The manager resigned suddenly, didn’t he?
(マネージャー、急に辞めたよね?)
Sarah: Yes, he left under a cloud of suspicion.
(うん、疑惑を残したまま去ったの。)

③ 嫌疑を晴らしたいとき

Mia: How is he handling the accusations?
(彼、その告発にどう対応してるの?)
Hiro: He’s desperate to clear his name and get out from under a cloud.
(汚名をそそいで疑いから抜け出そうと必死だよ。)

④ 組織の状況を表すとき

Kate: The whole company seems tense lately.
(会社全体、最近ピリピリしてるね。)
Tom: They’ve been under a cloud since the scandal broke.
(スキャンダルが発覚してから、ずっと疑いの目で見られてるんだ。)

⑤ 疑いが晴れたとき

Sarah: Did they finally find out who was responsible?
(結局、誰の責任か判明したの?)
Hiro: Yes, so he’s no longer under a cloud.
(うん、だから彼はもう疑いをかけられていないよ。)

通訳者が教えるニュアンスの深掘り

「疑い・不名誉」を表す似た表現と比較しておこう。

表現 ニュアンス
under a cloud 疑いをかけられて・面目を失って。暗雲のイメージ。
under suspicion 疑われて。直接的に嫌疑を受けている状態。
in disgrace 面目を失って・不名誉な状態で。恥をかいたニュアンス。
tarnished reputation 評判が傷ついた。信用が損なわれた状態。
under scrutiny 厳しい監視・詮索を受けて。注目され調べられる状態。

“under a cloud” の特徴は「暗雲がかかった」という比喩的で文学的な響き。”under suspicion”(疑われて)より婉曲で、疑念や不名誉が周囲に漂っている雰囲気を上品に表せる。

疑いや非難を軽くあしらう・受け流すことを表す表現です。あわせて覚えておきましょう。

話を聞き流す・そっけない態度のイメージ 「brush off」の意味とは?「無視する・軽くあしらう」をネイティブが使うイディオムを解説

使い方のポイント・注意点

  • “be under a cloud” の形で使う:”He’s under a cloud.”(疑いをかけられている)。
  • “under a cloud of suspicion” で強調:「疑惑のさなかに」とより具体的に。
  • “leave under a cloud” で「不名誉に去る」:疑いを残したまま辞める状況。
  • やや文学的・フォーマル:報道やシリアスな文脈でよく使われる。

まとめ:「under a cloud」の意味

“under a cloud”「疑いをかけられて・嫌疑を受けて・面目を失って」を意味するイディオムだ。頭上の暗雲のイメージで、疑念や不名誉に包まれた状態を表す。”under a cloud of suspicion” の形も合わせて覚えておくと、信用を失った状況を婉曲かつ的確に表現できるようになる。

他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

ネイティブがよく使う英語フレーズ50選|会話で使える自然な表現を解説