目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “slow to warm up to someone” は「人と打ち解けるのに時間がかかる・最初はなかなか心を開かない」を意味する表現で、内向的な性格や慎重な人間関係の築き方を描写するときに使う。
- 初対面・新しい環境・人見知りな性格を説明する場面で使われる。“She’s slow to warm up to new people.”・”I’m a little slow to warm up.”・”He’s slow to warm up, but once he does, he’s great.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- ネガティブな批判ではなく性格の特徴を中立的に伝える表現で、最終的には打ち解けることを含意している点がポイントだ。
「あの人、最初はとっつきにくいけど慣れると全然違うよ」「私、人見知りなんです」を英語でどう言えばいいのか。ネイティブが使う表現が “slow to warm up to someone” だ。
「slow to warm up to someone」の基本的な意味
結論から言うと、“slow to warm up to someone” は「人と打ち解けるのに時間がかかる・慣れるまでに時間が必要」を意味する表現だ。
“warm up to” は「〜に慣れる・〜に心を開いていく」という意味で、それが “slow”(ゆっくり)なことを表す。批判的なニュアンスは少なく、性格や対人スタイルを客観的に説明するときに使われる表現だ。「最終的には打ち解ける」という含意があるのが特徴。
どんな場面で使うのか
- 自分の人見知りを説明するとき:初対面が苦手・慣れるまで時間がかかる自分の性格を説明するとき
- 他人の性格を説明するとき:最初はとっつきにくい人を第三者に紹介・説明するとき
- 新しい環境への適応を表すとき:職場・学校・コミュニティに慣れるのに時間がかかるとき
- 子どもの性格を説明するとき:人見知りな子どもの様子を親が説明するとき
会話例5選
① 自分の人見知りを説明するとき
Kate: You seemed really quiet at the party last week.
(先週のパーティー、すごく静かだったね。)
Hiro: Yeah, I’m just slow to warm up to new people. Once I feel comfortable, I’m very different.
(そうなんだよ、初対面の人に打ち解けるのに時間がかかるんだ。慣れると全然違うんだけど。)
② 同僚を第三者に紹介するとき
Tom: I’m not sure if your new manager likes me.
(新しいマネジャーに好かれてるかわからないんだよね。)
Sarah: Don’t worry — she’s just slow to warm up to new team members. Give it a month.
(大丈夫。彼女は新しいメンバーに慣れるのに時間がかかるだけだよ。1ヶ月待ってみて。)
③ 子どもの人見知りを説明するとき
Parent: He barely talked at the birthday party.
(誕生日パーティーでほとんど話さなかったんだよね。)
Teacher: He’s slow to warm up, but once he does, he’s one of the most talkative kids in class.
(慣れるのに時間がかかるだけです。慣れるとクラスで一番おしゃべりな子のひとりですよ。)
④ 新しいコミュニティへの適応を表すとき
Mia: How’s the new gym going?
(新しいジムはどう?)
Hiro: I’m still slow to warm up to the regulars there. But the trainers are great.
(まだ常連の人たちと打ち解けてないんだよね。でもトレーナーはよかったよ。)
⑤ 変化・新しいアイデアへの適応を表すとき
Sarah: What does your boss think of the new system?
(新しいシステム、上司はどう思ってる?)
Hiro: He’s slow to warm up to change in general, but he’s coming around.
(全般的に変化に慣れるのが遅いんだけど、少しずつ受け入れ始めてるよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「人見知り・打ち解けにくい」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス | ネガティブ度 |
| slow to warm up to someone | 打ち解けるのに時間がかかる。中立的で最終的には慣れるという含意がある。 | 低い・中立的 |
| shy | 人見知り・内気。シンプルで広く使われる表現。 | 低い・中立 |
| reserved | 物静かな・控えめな。ネガティブなニュアンスは少なく、落ち着いた印象もある。 | 低い・やや丁寧 |
| introverted | 内向的な。エネルギーを内側から得るタイプの性格を表す心理学的な表現。 | 中立・客観的 |
| standoffish | よそよそしい・打ち解けない。”slow to warm up” より否定的な印象が強い。 | 高い・批判的 |
“slow to warm up to someone” の特徴は「でも慣れれば違う」という期待感が含まれる点。”standoffish” のような批判的なニュアンスがなく、性格を中立的に説明できる。
同じく感情・状態を表すネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “slow to warm up” だけでも使える:”to someone” を省いて “She’s slow to warm up.” でも通じる。
- “but once she does, she’s great.” と続けると印象が変わる:後半でポジティブな面を加えることで、批判ではなく性格の説明になる。
- 人だけでなく物事にも使える:”slow to warm up to change”(変化に慣れるのが遅い)のように人以外にも使える。
- “warm up to” は単独でも使える:”I’m warming up to the idea.”(そのアイデアに慣れてきた)のように独立した動詞句としても使える。
まとめ:「slow to warm up to someone」の意味
“slow to warm up to someone” は「人と打ち解けるのに時間がかかる」を意味する中立的な表現だ。人見知り・内向的な性格を批判なしで説明できる。”She’s slow to warm up, but once she does, she’s great.” の形で覚えておくと、人の性格を自然に紹介できるようになる。
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