目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「将来有望な・売り出し中の・成長株の」を表す形容詞です。
- an up-and-coming artist の形で名詞の前に置いて使います。
- 言い換えはrising/promisingなどがあります。
「彼、今かなり注目の若手だよ」——これから伸びそうな人やモノを、英語では「up-and-coming」と言います。up(上へ)と coming(来る)を組み合わせた、勢いを感じさせる形容詞。人にも場所にも使える便利な言葉です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「up-and-coming」の基本的な意味
up-and-coming は「将来有望な・売り出し中の・これから伸びる」という意味の形容詞です。「上へ向かって来ている」というイメージから、まだ大成はしていないが勢いがあり、注目されている状態を表します。人(アーティスト・選手・起業家)だけでなく、街やエリアにも使えるのが特徴。an up-and-coming neighborhood なら「今人気が出てきている地区」となります。
どんな場面で使うのか
注目の若手を紹介するとき、伸びている企業やブランドを語るとき、再開発で活気づいている街を評するときなどに使います。ハイフンでつないで名詞の前に置くのが基本形。ポジティブで前向きな響きなので、褒め言葉としてそのまま使えるのが魅力です。
会話例5選

① 若手
A: Who’s playing tonight?
B: An up-and-coming jazz pianist.
(A: 今夜は誰が演奏するの? B: 今注目の若手ジャズピアニストだよ)
② ビジネス
A: Have you heard of that startup?
B: Yes, they’re an up-and-coming company.
(A: あのスタートアップ知ってる? B: うん、これから伸びる会社だよ)
③ 街
A: Why are rents rising here?
B: It’s an up-and-coming neighborhood.
(A: なんでこの辺、家賃上がってるの? B: 今人気が出てきてる地区だからね)
④ スポーツ
A: Keep an eye on that player.
B: Yeah, she’s up-and-coming.
(A: あの選手に注目しといて B: うん、将来有望だよね)
⑤ 言い換え
A: How would you describe him?
B: A promising young designer.
(A: 彼をどう説明する? B: 将来有望な若手デザイナーだね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「将来有望」系の表現と並べると、up-and-coming の勢いが見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Up-and-coming | 将来有望な・売り出し中の | 勢いのある人・場所 |
| Promising | 有望な・期待できる | 可能性を評価する |
| Rising star | 期待の新星 | 注目される人 |
| Established | すでに確立した | 実績のある存在(対義) |
次に読みたいフレーズ
「将来・先々」を表す口語表現も、あわせて覚えておくと「未来」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- up-and-coming は「将来有望な・売り出し中の」を表す形容詞です。
- ハイフンでつないで、名詞の前に置くのが基本です。
- 人だけでなく、企業・街・エリアにも使えます。
- 「まだ大成前だが勢いがある」というニュアンスです。
まとめ:「up-and-coming」の意味
「up-and-coming」は、「将来有望な・売り出し中の」を表す形容詞です。「上に向かって来ている」という勢いのイメージがポイント。promising や rising star とセットで覚えておくと、人や街の“これから”を的確に表現できます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

