目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 会話例:「She cooked up a storm for the party.」=「彼女はパーティー用に腕によりをかけてたくさん作った」
- 意味の違い:精力的に・大量に料理を作る。storm(嵐)が「勢いよくたくさん」を表す
- 別表現:手早く作るならwhip up、ごちそうならcook up a feast
腕によりをかけて、テーブルいっぱいに料理を作る——そんなときネイティブは「cook up a storm」と言います。storm(嵐)が入る理由も含め、この生き生きしたイディオムを通訳として10年使ってきた立場から解説します。
「cook up a storm」の基本的な意味
cook up a storm は精力的に、たくさんの料理を作るという意味です。「do ~ up a storm(勢いよく大量に〜する)」という言い回しの一つで、storm がものすごい勢い・量を表します。日本語の「腕によりをかけて作る」「作りまくる」に近い、明るい表現です。
ポジティブな響きで、ごちそうをたくさん用意する楽しい場面で使われます。dance up a storm(踊りまくる)のように、storm は他の動詞にも応用できます。
どんな場面で使うのか
ホームパーティーや家族の集まりの準備、週末の作り置き、おもてなしなど、たくさん料理する場面で使えます。「頑張って作った」という前向きなニュアンスがあるので、料理の腕やもてなしの気持ちを伝えたいときにぴったりです。
会話例5選

① パーティー準備
A: Wow, look at all this food!
B: I cooked up a storm for tonight.
(A: うわ、この料理の量! B: 今夜のために作りまくったよ)
② 家族の集まり
A: Grandma always cooks up a storm.
B: Her table is legendary.
(A: おばあちゃんはいつも腕によりをかけて作るね B: あの食卓は伝説だよ)
③ 週末の作り置き
A: What did you do this weekend?
B: I cooked up a storm and froze meals for the week.
(A: 週末何してた? B: 作りまくって一週間分冷凍したよ)
④ おもてなし
A: You didn’t have to go all out!
B: I wanted to—so I cooked up a storm.
(A: そんなに頑張らなくてよかったのに! B: したかったんだ、だから作りまくった)
⑤ 腕自慢
A: Can you handle dinner for ten?
B: Easy—I’ll cook up a storm.
(A: 10人分の夕食いける? B: 余裕だよ、腕によりをかけて作る)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「料理を作る」系は、量やスピードで使い分けます。下の表で整理します。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| cook up a storm | 精力的に大量に作る |
| whip up | 手早くささっと作る |
| rustle up | あるもので手早くこしらえる |
| cook up a feast | ごちそうを用意する |
cook up a storm は「量と勢い」に焦点。手早く一品なら whip up、豪華なごちそうなら cook up a feast が近いニュアンスです。
次に読みたいフレーズ
料理の腕つながりで、逆に料理が苦手なことを表す「I can’t cook to save my life」もあわせて読むと、キッチンまわりの表現が一気に広がります。
使い方のポイント・注意点
- storm が「勢いよく大量に」を表す
- ポジティブで楽しい響き
- dance up a storm など他の動詞にも応用できる
- 手早く一品なら whip up
- ごちそうを強調するなら cook up a feast
まとめ:「cook up a storm」の意味
「cook up a storm」は、精力的にたくさんの料理を作るという明るいイディオム。storm が「勢いと量」を表します。whip up や cook up a feast との違いを押さえれば、もてなしの気持ちや料理の頑張りを、いきいきと英語で伝えられます。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
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