誰かが不安なことを話してきたとき、「それ、気のせいだよ」と伝えたい場面ってありますよね。そんなときに使うのが「It’s all in your head.」という表現です。
この記事の要約
- 「It’s all in your head.」は「それは気のせいだよ」という意味のイディオム
- 実際には起きていないことを心配している相手に使う表現
- 「You’re overthinking it.」など似た表現との違いも解説
不安や疑念が実体のないものであることを、やんわりと伝えられる便利な表現です。
「It’s all in your head.」の基本的な意味
「It’s all in your head.」を直訳すると「それは全部あなたの頭の中にある」ですが、「それは気のせいだよ」「実際には起きていないよ」という意味のイディオムです。相手が根拠のない不安や思い込みにとらわれているときに使います。
「You’re imagining it.」に近いニュアンスですが、より優しく相手をなだめる響きがあります。
どんな場面で使うのか
友人が根拠のない心配をしているとき、パートナーが疑心暗鬼になっているとき、体調不良の原因がストレスだと伝えたいときなど、相手を安心させたい場面で使われます。
会話例5選

職場で
A: I feel like everyone is judging my work.
みんなに私の仕事を批判されてる気がするの。
B: It’s all in your head. Everyone respects you.
それ気のせいだよ。みんな尊敬してるよ。
友人と
A: I think my neighbors don’t like me.
近所の人たち、私のこと嫌ってる気がする。
B: It’s all in your head, they’re just quiet people.
気のせいだよ、あの人たちただ静かなだけだよ。
SNSで
A: I feel like nobody likes my posts anymore.
もう誰も私の投稿にいいねしてくれない気がする。
B: It’s all in your head, your last post did great!
気のせいだよ、この前の投稿すごく反応良かったじゃん!
恋愛の場面で
A: I feel like he’s losing interest in me.
彼、私への興味がなくなってきてる気がする。
B: It’s all in your head, he talks about you all the time.
気のせいだよ、彼いつもあなたの話ばかりしてるよ。
家族との会話で
A: I feel like Mom is upset with me.
お母さん、私に怒ってる気がするんだよね。
B: It’s all in your head, she’s just tired.
気のせいだよ、ただ疲れてるだけだよ。
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「It’s all in your head.」は相手をなだめる、優しいトーンの表現です。似た表現との違いを見てみましょう。
| 表現 | ニュアンス |
| It’s all in your head. | 「気のせいだよ」と優しく安心させるニュアンス |
| You’re overthinking it. | 「考えすぎだよ」という、行動面にフォーカスした言い方 |
| You’re imagining it. | より直接的に「想像してるだけだよ」と伝える言い方 |
次に読みたいフレーズ
心理状態を表す関連イディオムとして、「get cold feet」も合わせて読んでおくと、気持ちの動きを表す語彙の幅が広がります。
使い方のポイント・注意点
- 相手を安心させる優しいトーンで使う表現
- 強く否定するのではなく、やんわりと伝えるニュアンス
- 「It’s all in your head.」単独で使うことが多い
まとめ:「It’s all in your head.」の意味
「It’s all in your head.」は「それは気のせいだよ」という意味のイディオムです。不安になっている相手にそっと寄り添いたいときに、ぜひ使ってみてください。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

