目次
この記事の要約(30秒でわかる「It’s your dime」)
- 会話例:「You called me, so go ahead — it’s your dime.(電話したのはそっち、どうぞ話して)」のように、”払う側に主導権”と伝えられる。
- 成り立ち:公衆電話の硬貨(nickel→dime)が由来。「お金を出すのはあなた」が原義。
- 別表現:it’s your call(あなた次第)、be my guest(どうぞご自由に)も近い。
「dime」は10セント硬貨。「It’s your dime」は公衆電話の時代に生まれた表現で、「お金を払うのはあなただから、あなたの好きにどうぞ」という意味です。由来・場面・会話例5つ・似た表現まで解説します。
「It’s your dime」の基本的な意味
もとは公衆電話で、電話をかけた側(料金を払う側)に「あなたが払っているのだから、どうぞ話して・あなた次第ですよ」と返したのが始まり。古くは nickel(5セント)、のちに dime(10セント)になったと言われます。
そこから転じて、「お金を出す人・主導権がある人に合わせる」という意味で、電話以外の場面でも広く使われます。
どんな場面で使うのか
「決めるのはあなた」「払うのはそっち」と相手に主導権を委ねる場面で使います。素直に「あなた次第」と言うこともあれば、「好きにすれば(こちらは知らないよ)」という軽い皮肉になることもあります。
会話例5選

① 電話(由来そのまま)
You called me, so go ahead — it’s your dime.
(電話してきたのはそっち、どうぞ話して。あなたの番だよ。)
② 仕事(依頼主)
You’re the client. It’s your dime, so it’s your call.
(依頼主はあなた。お金を出すあなたが決めていい。)
③ 飲食(奢り)
Order whatever you like — it’s my dime tonight.
(好きなだけ頼んで。今夜は私の奢りだから。)
④ 皮肉
Sure, redo it a third time. It’s your dime.
(いいよ、3回目のやり直しでも。払うのはそっちだしね。)
⑤ 相談(委ねる)
Take as long as you need — it’s your dime.
(好きなだけ時間を使って。あなた次第だから。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「あなた次第」と委ねる言い方は、丁寧さや含みで選びます。現場でも、純粋に委ねるのか軽く突き放すのかで使い分けていました。
| 表現 | 意味 | ニュアンス・使いどころ |
|---|---|---|
| It’s your dime | あなたの好きにどうぞ | お金を出す側に主導権。皮肉にもなる |
| It’s your call | あなたが決めて | 判断・決定権を相手に委ねる |
| It’s up to you | あなた次第 | 最も中立的に選択を委ねる |
| Your money, your choice | あなたのお金、あなたの自由 | 費用を出す人の自由を強調 |
| Be my guest | どうぞご自由に | 許可を与える。時に皮肉も |
次に読みたいフレーズ
「払うのはあなた」という金銭のニュアンスつながりで、”しぶしぶお金を出す”を表す次の表現も知っておくと、お金まわりの言い回しが充実します。
使い方のポイント・注意点
- 古い由来の表現だが、今も「あなた次第・好きにどうぞ」の意味で通じる。
- my dime にすれば「私の奢り・私が出す」になる。
- トーン次第で純粋な委任にも、軽い皮肉にもなる点に注意。
まとめ:「It’s your dime」の意味
「It’s your dime」は、公衆電話の硬貨に由来し、お金を出すあなたの好きにどうぞ・あなた次第を表す表現です。委ねる気持ちにも軽い皮肉にもなる、味のある言い回しです。
次のステップ:表現を”使える”英語にするには
単語や表現を覚えても、実際の会話でスッと使えるかは別問題。
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