目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “get wind of (something)” は「(噂・秘密などを)嗅ぎつける・耳にする・察知する」を意味するイディオムだ。
- 隠していた情報や秘密が漏れて誰かの耳に入る場面で使われる。“got wind of the plan”・”If she gets wind of this”・”The press got wind of it.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 動物が風(wind)に乗った匂いで獲物や危険を察知することが語源で、「正式発表前にこっそり情報をつかむ」というニュアンスがポイントだ。
「噂を嗅ぎつける」「秘密を察知する」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “get wind of” だ。
「get wind of something」の基本的な意味
結論から言うと、“get wind of (something)” は「(噂・秘密・計画などを)嗅ぎつける・耳にする・察知する」を意味するイディオムだ。
動物が風(wind)に運ばれてくる匂いで獲物や危険を察知することが語源。そこから「公にされる前の情報をこっそりつかむ・噂を聞きつける」という意味になった。秘密や計画が意図せず漏れて誰かに知られてしまう場面でよく使われる。
どんな場面で使うのか
- 噂を聞きつけるとき:広まっていない情報を耳にするとき
- 秘密が漏れるとき:隠していたことが誰かに知られるとき
- 計画を察知されるとき:サプライズなどがバレそうなとき
- メディアが嗅ぎつけるとき:報道機関が情報をつかむとき
会話例5選

① サプライズがバレそうなとき
Kate: We need to keep the surprise party a secret.
(サプライズパーティーは秘密にしないとね。)
Hiro: I know. If she gets wind of it, the surprise is ruined.
(だよね。彼女に嗅ぎつけられたら台無しになる。)
② 計画を聞きつけたとき
Tom: How did the competitor know about our launch?
(競合がどうやって我々の発表を知ったんだ?)
Sarah: They must have gotten wind of the plan somehow.
(どうにかして計画を嗅ぎつけたに違いないよ。)
③ メディアが情報をつかんだとき
Mia: The merger wasn’t supposed to be public yet.
(合併はまだ公にされるはずじゃなかったのに。)
Hiro: The press got wind of it before the official announcement.
(正式発表の前に報道陣が嗅ぎつけたんだ。)
④ 噂を耳にしたとき
Kate: How did you know I was looking for a new job?
(私が新しい仕事を探してるってどうして知ってたの?)
Tom: I got wind of it from a mutual friend.
(共通の友人から聞きつけたんだ。)
⑤ 上司に知られたくないとき
Sarah: Let’s keep this between us for now.
(今のところこれは私たちだけの秘密にしておこう。)
Hiro: Agreed. If the boss gets wind of it, there’ll be trouble.
(賛成。上司に嗅ぎつけられたら面倒なことになる。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「察知する・聞きつける」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| get wind of | 噂・秘密を嗅ぎつける。公になる前の情報をこっそりつかむ。 |
| find out | 知る・発見する。最も一般的で中立的な表現。 |
| catch wind of | “get wind of” とほぼ同じ。噂を聞きつけるニュアンス。 |
| hear through the grapevine | 人づてに噂を聞く。噂のルートを強調した表現。 |
| sniff out | 嗅ぎ出す・探り出す。積極的に情報を探すニュアンス。 |
“get wind of” の特徴は「漏れた情報を偶然つかむ」という受動的なニュアンス。”sniff out”(積極的に探り出す)と違い、噂が自然に耳に入ってくるイメージだ。
同じくネイティブがよく使うイディオムです。合わせて覚えましょう。
使い方のポイント・注意点
- “get wind of + 名詞/it” が基本の形:”get wind of the plan”(計画を嗅ぎつける)のように使う。
- 過去形は “got wind of”:”They got wind of it.”(彼らはそれを嗅ぎつけた)と使う。
- “if ~ gets wind of” で警戒を表せる:「もし〜に知られたら」という条件文でよく使われる。
- 秘密・噂・計画に使う:公にされていない情報が漏れる文脈で使うのが自然だ。
まとめ:「get wind of something」の意味
“get wind of (something)” は「(噂・秘密を)嗅ぎつける・耳にする・察知する」を意味するイディオムだ。動物が風の匂いで察知することが語源で、公になる前の情報をこっそりつかむニュアンスがある。”get wind of + 名詞” の形でそのまま覚えておくと、噂や秘密が漏れる場面で自然に使えるようになる。
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