目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「まず大事なことから・優先すべきことを先に」という定番フレーズです。
- 話や作業の優先順位をつけ、本題に入るときの前置きに使います。
- 言い換えはbefore anything else/let’s start with the basics/one step at a timeなどがあります。
あれこれ手を出す前に「まずはこれから」と整理したいとき、ネイティブは「first things first」と言います。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「first things first」の基本的な意味
直訳は「最初のことを最初に」。そこから「まず大事なことから片付けよう」という意味になります。優先順位を示して、本題や重要事項に入る前の前置きとして使われる定番フレーズです。
どんな場面で使うのか
会議や作業の冒頭で、あれこれ始める前に「まずこれから」と整理する場面で使います。カジュアルにもビジネスにも使える万能表現で、このあとに具体的な最優先事項を続けるのが自然な流れです。
会話例5選

① 職場
A: Where do we even start?
B: First things first. Let’s set a deadline.
(A: どこから始める? B: まず最初に、締切を決めよう)
② 家庭
A: Let’s plan the trip!
B: First things first, book the flights.
(A: 旅行の計画を立てよう B: まず先に航空券を取ろう)
③ 勉強
A: I want to learn everything.
B: First things first, master the basics.
(A: 全部学びたい B: まずは基礎を固めよう)
④ 友人
A: Should we decorate or cook?
B: First things first, coffee.
(A: 飾り付け?料理? B: まずはコーヒーでしょ)
⑤ 会議
A: We have a lot to cover today.
B: First things first, let’s review last week.
(A: 今日は議題が多い B: まず先週分を確認しよう)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「優先・順番」系の表現と並べると、first things first の前置きとしての役割がはっきりします。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| First things first | まず大事なことから(前置き) | 優先順位を示す |
| Before anything else | 何よりも先に | 最優先を強調 |
| Let’s start with the basics | 基礎から始めよう | 学習・説明の冒頭 |
| One step at a time | 一歩ずつ | 焦らず順番に |
次に読みたいフレーズ
焦る相手に「落ち着いて、順番に」と伝える表現も、あわせて押さえておくと便利です。
使い方のポイント・注意点
- 優先順位を示して本題に入る前置きとして使います。
- カジュアルにもビジネスにも使える万能表現です。
- そのあとに具体的な最優先事項を続けるのが自然です。
- 「一歩ずつ」を強調したいときは one step at a time が近い表現です。
まとめ:「first things first」の意味
「first things first」は、「まず大事なことから」と優先順位を示す定番の前置きフレーズです。会議でも家庭でも使えて、このあとに最優先事項を続けるのが自然。話を整理して本題に入りたいときに、さっと使えると便利です。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。
