目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “a fair-weather friend” は「都合のいい時だけの友・調子のいい時だけそばにいる友人」を意味するイディオムだ。
- 順調なときだけ親しくし、困ったときには離れていく友人を表す場面で使われる。“He’s a fair-weather friend.”・”fair-weather friends” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- “fair weather”(晴天)が語源で、晴れのときだけ寄ってくる薄っぺらな友情を批判的に表す点がポイントだ。
「都合のいい時だけの友」「調子がいい時だけの友達」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “a fair-weather friend” だ。
「fair-weather friend」の基本的な意味
結論から言うと、“a fair-weather friend” は「都合のいい時だけの友・順調なときだけそばにいる友人」を意味するイディオムだ。
“fair weather” は「晴天・好天」のこと。晴れているとき(=物事が順調なとき)だけ近寄ってきて、嵐のとき(=困ったとき)には離れていく友人を表す。本当に助けが必要なときには頼りにならない、薄っぺらな友情を批判的に指す表現だ。”a true friend”(真の友)の対義語として使われることが多い。
どんな場面で使うのか
- 困ったときに離れる友を表すとき:いざという時に頼れない友人について
- 薄っぺらな友情を批判するとき:都合のいい関係を指すとき
- 真の友と対比するとき:本物の友情と区別するとき
- 裏切りを振り返るとき:困難なときに去った人を表すとき
会話例5選

① 困ったときに離れる友を表すとき
Kate: Did your friends help when you lost your job?
(仕事を失ったとき、友達は助けてくれた?)
Hiro: Some did, but a few turned out to be fair-weather friends.
(助けてくれた人もいたけど、何人かは都合のいい時だけの友だったよ。)
② 薄っぺらな友情を批判するとき
Tom: He only calls when he needs something.
(彼、何か必要なときしか連絡してこないね。)
Sarah: Yeah, he’s a real fair-weather friend.
(うん、まさに都合のいい時だけの友だね。)
③ 真の友と対比するとき
Mia: How do you know who your real friends are?
(本当の友達って、どうやってわかるの?)
Hiro: Hard times reveal them. Fair-weather friends disappear.
(困難なときにわかるよ。都合のいい時だけの友は消えていくからね。)
④ 裏切りを振り返るとき
Kate: I was surprised she didn’t support you.
(彼女があなたを支えなかったの、意外だった。)
Tom: Turns out she was just a fair-weather friend.
(結局、彼女は都合のいい時だけの友だったってことさ。)
⑤ 教訓として語るとき
Sarah: Any advice about friendships?
(友情について何かアドバイスある?)
Hiro: Keep the loyal ones close and let the fair-weather friends go.
(誠実な友を大切にして、都合のいい時だけの友は手放すことだね。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「当てにならない人・薄い関係」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| a fair-weather friend | 都合のいい時だけの友。順調なときだけそばにいる友人。 |
| a freeloader | たかり屋・ただ乗りする人。相手を利用する点が共通。 |
| a user | 人を利用する人。自分の利益のために付き合うニュアンス。 |
| a true friend | 真の友。”fair-weather friend” の対義語。 |
| a friend in need | 困ったときの友。”A friend in need is a friend indeed” の友。 |
“a fair-weather friend” の特徴は「順調なときだけ」という条件付きの友情を批判する点。天気の比喩が効いていて、「嵐(困難)になると消える」という薄情さが鮮明に伝わる表現だ。
同じく自分の利益のために人を利用する人を表す表現です。あわせて覚えておきましょう。
使い方のポイント・注意点
- “a fair-weather friend” とハイフンでつなぐ:形容詞的に “friend” を修飾する。
- 批判的なニュアンス:薄情な友人を非難する表現なので、相手に直接使うと角が立つ。
- “true friend” と対比できる:真の友との違いを語るときに効果的。
- 天気の比喩:fair weather(晴れ)=順調なとき、という連想を覚えておく。
まとめ:「fair-weather friend」の意味
“a fair-weather friend” は「都合のいい時だけの友・順調なときだけそばにいる友人」を意味するイディオムだ。”fair weather”(晴天)が語源で、困難なときには離れていく薄情な友情を批判的に表す。”He’s a fair-weather friend.” の形でそのまま覚えておくと、当てにならない友人関係を的確に表現できるようになる。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

