目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “I’ll give you that” は「それは認めるよ・確かにその通りだ・一本取られた」を意味する表現だ。
- 相手の意見や指摘の正しさを部分的に認める場面で使われる。“I’ll give you that.”・”I’ll give you that one.”・”You’ve got a point, I’ll give you that.” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 全面的な同意ではなく「その点については認める」という部分的な譲歩・承認のニュアンスがポイントだ。
「それは認めるよ」「確かにその通り」を英語でどう表現するか。ネイティブが使う表現が “I’ll give you that” だ。
「I’ll give you that」の基本的な意味
結論から言うと、“I’ll give you that” は「それは認めるよ・確かにその通りだ・一本取られた」を意味する表現だ。
“give you that” は「その点をあなたに譲る=認める」という意味。相手の意見・指摘・主張の正しさを認めるときに使う。重要なのは、全面的な同意ではなく「(少なくとも)その点については認める」という部分的な譲歩のニュアンスがあること。議論や軽い言い合いの中で、相手の一理ある指摘を潔く認めるときによく使われる。
どんな場面で使うのか
- 相手の指摘を認めるとき:「確かにそこは正しい」と認めるとき
- 議論で一理あると認めるとき:完全には同意しないが一部認めるとき
- 潔く負けを認めるとき:「一本取られた」というニュアンスで
- 相手を褒めるとき:「その点は大したものだ」と評価するとき
会話例5選

① 相手の指摘を認めるとき
Kate: The early train is uncomfortable, but at least you get a seat.
(早い電車は快適じゃないけど、少なくとも座れるよ。)
Hiro: That’s true. I’ll give you that.
(確かにね。それは認めるよ。)
② 議論で一理あると認めるとき
Tom: Working from home saves so much commuting time.
(在宅勤務は通勤時間をかなり節約できるよ。)
Sarah: I’ll give you that, but I still miss the office atmosphere.
(それは認める、でもやっぱりオフィスの雰囲気が恋しいな。)
③ 潔く負けを認めるとき
Mia: I told you that shortcut would be faster!
(その近道の方が速いって言ったでしょ!)
Hiro: You were right. I’ll give you that one.
(君が正しかった。一本取られたよ。)
④ 相手を評価するとき
Kate: He may be stubborn, but he never gives up.
(彼は頑固かもしれないけど、決して諦めないよね。)
Tom: He’s persistent, I’ll give him that.
(粘り強いのは認めるよ。)
⑤ 部分的に同意するとき
Sarah: The movie was too long, but the visuals were stunning.
(映画は長すぎたけど、映像は見事だったね。)
Hiro: The visuals were amazing, I’ll give you that.
(映像が素晴らしかったのは認めるよ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「認める・同意する」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| I’ll give you that | その点は認める。部分的な譲歩・承認。潔く認めるニュアンス。 |
| fair point | もっともな指摘だ。相手の指摘の正当性を認める。 |
| you have a point | 一理ある。相手の意見に理があると認める。 |
| I admit | 認める・白状する。やや改まった承認のニュアンス。 |
| touché | 一本取られた。議論で相手の鋭い反論を認めるフランス語由来の表現。 |
“I’ll give you that” の特徴は「全面同意ではなく、その点だけは認める」という部分的な譲歩。”you have a point”(一理ある)と近いが、”I’ll give you that” の方が「潔く認める」という譲歩の姿勢が強く出る。
同じく「率直に・正直に」認めるニュアンスの表現です。あわせて覚えておきましょう。
使い方のポイント・注意点
- “I’ll give you that.” 単独で使える:「それは認める」と相づち的に使える。
- “I’ll give you that one.” で特定の点を認める:”that one” で「その1点は」と強調。
- “I’ll give him/her that” と三人称にも:その場にいない人を評価するときにも使える。
- but と組み合わせることが多い:”I’ll give you that, but ~”(認めるけど〜)で部分同意を表す。
まとめ:「I’ll give you that」の意味
“I’ll give you that” は「それは認めるよ・確かにその通りだ」を意味する表現だ。全面的な同意ではなく「その点については認める」という部分的な譲歩のニュアンスがある。”I’ll give you that.” の形でそのまま覚えておくと、議論や会話で潔く相手を認める一言として自然に使えるようになる。
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