目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “a long shot” は「成功の見込みが薄いこと・一か八かの賭け・可能性の低い試み」を意味するイディオムだ。
- うまくいく確率が低いが試してみる場面で使われる。“It’s a long shot.”・”a long shot, but worth trying”・”not a long shot” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 遠くの的を狙う難しい射撃が語源で、「ダメ元でやってみる」という前向きなニュアンスでも使える点がポイントだ。
「期待薄」「一か八か」「ダメ元」を英語でどう表現するか。ネイティブが使うイディオムが “a long shot” だ。
「a long shot」の基本的な意味
結論から言うと、“a long shot” は「成功の見込みが薄いこと・一か八かの賭け・可能性の低い試み」を意味するイディオムだ。
遠くの的を狙う射撃(long shot)は当たる確率が低いことが語源。そこから「成功する見込みが薄い試み」を表すようになった。ネガティブに「無理だろう」と言うときも、前向きに「ダメ元でやってみる」と言うときも使える。”It’s a long shot, but ~”(望み薄だけど〜)の形でよく使われる。
どんな場面で使うのか
- 成功確率が低いと表すとき:見込みが薄い試みについて話すとき
- ダメ元で挑戦するとき:「望み薄だけどやってみる」と言うとき
- 賭けに出るとき:一か八かの選択をするとき
- 可能性を否定するとき:「まず無理だ」と伝えるとき
会話例5選

① ダメ元で挑戦するとき
Kate: Are you really applying to that top university?
(本当にあのトップ大学に出願するの?)
Hiro: It’s a long shot, but I figured I’d try.
(望み薄だけど、やってみようと思って。)
② 成功確率が低いと表すとき
Tom: Do you think we’ll get the tickets?
(チケット取れると思う?)
Sarah: Honestly, it’s a long shot. They sell out in seconds.
(正直、期待薄だね。一瞬で売り切れるから。)
③ 一か八かの賭けを表すとき
Mia: Why did you invest in that tiny startup?
(なんであの小さなスタートアップに投資したの?)
Hiro: It’s a long shot, but the potential payoff is huge.
(一か八かだけど、当たればリターンが大きいんだ。)
④ 可能性を否定するとき
Kate: Could we finish the whole project by Friday?
(金曜までにプロジェクト全部終わるかな?)
Tom: That’s a long shot. We’d need a miracle.
(それは無理筋だね。奇跡でも起きないと。)
⑤ 意外な成功を表すとき
Sarah: I can’t believe your idea actually worked!
(あなたのアイデアが本当にうまくいくなんて!)
Hiro: I know! It was a real long shot.
(だよね!本当に望み薄だったのに。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「見込みが薄い・賭け」を表す似た表現と比較しておこう。
| 表現 | ニュアンス |
| a long shot | 見込みが薄い試み・一か八か。ダメ元のニュアンスも含む。 |
| a long shot | 遠い的=低確率。ダメ元で挑戦する前向きさも表せる。 |
| a slim chance | わずかな可能性。確率が低いことを中立的に表す。 |
| a shot in the dark | 当てずっぽう・あてのない試み。根拠なく試すニュアンス。 |
| against the odds | 逆境をはねのけて。不利な状況を覆すニュアンス。 |
“a long shot” の特徴は「低確率だがゼロではない、やってみる価値はある」というニュアンス。”a shot in the dark”(当てずっぽう)と違い、無謀ではなく「望みは薄いが狙ってみる」という戦略的な響きがある。
結果が思わぬ形で良い方向に転ぶことを表す表現です。あわせて覚えておきましょう。
使い方のポイント・注意点
- “It’s a long shot.” が基本の形:「望み薄だ」と見込みの低さを伝える。
- “a long shot, but ~” でダメ元を表す:「望み薄だけど〜」と前向きに挑戦する形。
- ハイフンで形容詞にもなる:”a long-shot plan”(一か八かの計画)。
- ネガティブにもポジティブにも:「無理だ」とも「やってみる」とも使える。
まとめ:「a long shot」の意味
“a long shot” は「成功の見込みが薄いこと・一か八かの賭け」を意味するイディオムだ。遠くの的を狙う射撃が語源で、「望み薄だがやってみる」というダメ元のニュアンスでも使える。”It’s a long shot, but ~” の形でそのまま覚えておくと、可能性の低い挑戦を自然に表現できるようになる。
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