便利に使える知覚動詞の”see”について解説します

 
>「SVO+分詞」の種類を分かりやすくまとめます!
>「通じた!」って言いたい時にはこの「SVO+分詞」の定番成句表現です!
>「考えただけで〜しちゃうよ!」って言いたい時には超頻出のこれ使いましょ!
 
[st-mybox title=”本日の表現!” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”0″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]本日は「知覚動詞の”see”」についてご説明します。
その言い回しは「see+A+do/see+A+doing/see+A+done」になります。
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少々文法用語が出てきますが、わかりやすく説明いたします。

英語の語順はシンプルです。その中に「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」があります。このシンプルな形でもかなりの表現ができます。

さらにこの「SVO+分詞」としますと情景が浮かんできます。

さて「SVO+分詞」をとる動詞の種類には・知覚動詞・使役動詞・持続状態動詞がありますが、本日は「知覚動詞の”see”」を取り上げます。
 
知覚動詞+A+do/doing/doneの3種について解説します。
 

動作の一部始終を見る原形動詞の「do」
動作の途中を見る現在分詞の「doing」

 
感覚的に逆のような印象をうけますが、「do」つまり原形であれば一部始終ということになります。ストーカーみたいですね!笑!

そして「doing」現在分詞であればたまたま動作の途中を見かける感じになります。

・I saw a man enter the building.
(私は男がビルに入っていくのを見た)
・I saw a man entering the building.
(私は男がビルに入っていくところを見た)
 

されるという状態の過去分詞の「done」

 
最後にこの「done」になりますが「A」が「~されるのを見かける」という関係になります。

・I saw a man arrested by the police.
(私は男が警察に逮捕されるのを見た)
 

“see”以外の3パターン使える知覚動詞について

 
皆さんよくご存じの動詞群です:

それぞれ「Aが~する/Aが~している/Aが~される」という風になります。

hear+A+do/doing/done
・I heard a baby crying.
(私は赤ちゃんが泣いているのが聞こえた)

watch+A+do/doing/done
・I watched him play the piano.
(私は彼がピアノを弾くのを見た)

feel+A+do/doing/done
・She felt herself loved.
(彼女は自分が愛されているのを感じた)

notice+A+do/doing/done
・ I noticed her come in.
(私は彼女が入ってくるのに気が付いた)
 

異なる3パターン・3パターンを持たない動詞があります

 
動詞「find」では不定詞の「to be」になります。ちなみに「to be」は省略できます。
find+A+to be/doing/done

・I found the rumor to be true.
(私は噂が本当であることがわかった)

動詞「catch」では現在分詞の「doing」のみ使えます
catch+A+doing

・The teacher caught a student zoning out.
(先生は生徒がポカンとしているのを見つけた)
 

一度ルールを押さえてしまえば、あとは繰り返し使って身に着けてしまいましょう。会話のコツは回数をこなすことです。
[st-kaiwa1 r]文法としてではなく、情景を表す表現として![/st-kaiwa1]
記事の著者:
1年の留学のつもりが英語に再度はまりそのまま大学まで行ってしまいました。在米5年の米国大学卒業、2年弱NYでプロジェクトに関わる。さらに企業の代表取締役の通訳・翻訳者10年専任。今も個別指導塾で英語講師をしています。

 

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脳科学の専門家であり英会話のエキスパートの英語学習論
現京都大学国際交流推進機構准教授、在米20年、MIT含む4校で「化学・数学・物理学・第二言語習得」を教える、という方の書籍です。
 



 
簡単に概要をご説明します。
 
脳には言語学習に必要な2重螺旋が存在する:

①宣言的知識:言葉で内容を説明できるもの(形式知・現在知)

三単現のsが、明らかに言葉で説明できる宣言的知識。

[st-kaiwa1 r]覚えて口で説明することが出来ると言うこと[/st-kaiwa1]  
②手続き的知識:言葉では説明できないが確かに脳内にあるもの(暗黙知・潜在知)

連続的なアウトプットが相当なスピードで要求される状況では宣言的知識では間に合わないことがこの知識で可能となります。

[st-kaiwa1 r]パッと口をついて出る、すっと頭に入ってきて理解できるとう言うこと[/st-kaiwa1]  
詳しくは以下の記事をご参照ください:
 
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