目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “cuckold” は「配偶者に浮気された男性」を意味する名詞。カッコウ(cuckoo)が他の鳥の巣に卵を産む習性が語源。主に文学・歴史・映画・ドラマの文脈で登場する表現。
- 歴史的な文脈・シェイクスピア作品・時代劇・現代ドラマなど幅広い場面で登場する。“cuckold the king”・”made a cuckold of”・”fear of being cuckolded” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- 現代の日常会話ではほとんど使われない古語に近い表現。文学・映画の理解に必要な語彙として覚えておくと役立つ。“cheated on”・”betrayed” など現代語との違いも記事で解説。
cuckold は「配偶者に浮気された男性」を意味する歴史的な表現です。シェイクスピアや時代劇・映画でよく登場するこの単語、文学や映画の理解に役立つ語彙として覚えておきましょう。
「cuckold」の基本的な意味
文学・映画・歴史の文脈でよく登場する “cuckold”——日本語にはピッタリの訳語がない、知っておくと理解が深まる英語表現です。
“cuckold” は「妻に浮気される夫・妻が不貞を働いている夫」という意味の名詞です。カッコウ(cuckoo)が他の鳥の巣に卵を産む習性から来た表現です。シェイクスピアの作品をはじめ、文学・歴史・法律の文脈でよく登場します。現代でも使われますが、やや古風な響きがあります。
どんな場面で使うのか
文学・歴史の文脈・法律(離婚・不貞行為)の議論・映画やドラマの批評・ユーモラスな会話で使われます。現代ではインターネットスラングとしても使われますが、本来は文語的な表現です。
会話例5選
① 文学・歴史の文脈
A: Shakespeare really had a fixation on cuckolds in his plays.
B: It was a major social shame for men at the time. The fear was pervasive.
(シェイクスピアは戯曲でcuckoldsに執着していたね/当時の男性にとって大きな社会的恥辱だった。その恐怖は広く蔓延していた)
② 映画・ドラマの評論
A: The husband in the film had no idea his wife was cheating for years.
B: Classic cuckold narrative. It was heartbreaking to watch.
(映画の夫は何年も妻が浮気していることを知らなかった/典型的なcuckoldの物語だね。見ていて胸が痛かった)
③ 歴史の授業・講義で
A: Why were men so obsessed with controlling women’s behavior historically?
B: Fear of being a cuckold was central to male honor in many cultures.
(歴史的に男性はなぜ女性の行動をコントロールすることにこだわっていたの?/多くの文化でcuckoldsになることへの恐れが男性の名誉の中心にあった)
④ 小説・読書の文脈
A: The protagonist spends the whole novel suspecting he’s a cuckold.
B: That paranoia drives the entire plot. It’s masterfully written.
(主人公は小説全体を通じて自分がcuckoldsではないかと疑い続ける/その妄想が全体のプロットを動かしている。見事な書き方だ)
⑤ 現代の議論での使用
A: The term “cuckold” keeps coming up in discussions about gender.
B: It’s an old word that’s taken on new cultural meanings online.
(「cuckold」というワードがジェンダーに関する議論でよく出てくる/オンラインで新しい文化的な意味を持つようになった古い言葉だね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
| cuckold(名詞) | 妻に浮気される夫。文学・歴史・法律の文脈でよく使われる |
| cuckold(動詞) | (妻が)夫に不貞を働く。「She cuckolded her husband.」という形でも使われる |
| cheating spouse | 浮気する配偶者。現代的でニュートラルな表現 |
| infidelity | 不貞行為・浮気。フォーマルで法律的な文脈でも使われる |
| betrayal | 裏切り。浮気だけでなく幅広い信頼の裏切りを表す |
次に読みたいフレーズ
同じく「人物・関係性」を描写するネイティブ表現です。合わせて覚えましょう。
カッコウ(cuckoo)は他の鳥の巣に卵を産み、その鳥に育てさせます。“cuckold” はこのカッコウの習性から来ており「他の男の子どもを知らずに育てさせられる夫」というイメージです。語源を知るとすぐに記憶に残ります。
使い方のポイント・注意点
・文語的・歴史的な表現: 現代の日常会話より文学・歴史・映画評論で使われることが多いです。
・センシティブなトピック: 直接誰かに使う表現ではなく、文学的・批評的な文脈で使いましょう。
・インターネットスラングとの混同に注意: オンラインでは異なる意味で使われることがあります。文脈に注意しましょう。
まとめ:「cuckold」の意味
“cuckold” は「妻に浮気される夫」という意味の名詞です。カッコウの習性が語源で、文学・歴史・映画の文脈でよく登場します。シェイクスピアをはじめとした古典文学を読む上で知っておきたい表現です。
他にも覚えておきたいネイティブ表現をまとめています。あわせてチェックしてみてください。

