目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- “eaten up” は「(嫉妬・罪悪感・怒りなどに)内側から蝕まれている・消耗している」を意味する表現。感情が心を食い尽くすイメージで、強いネガティブな感情に支配されている状態を表す。
- 嫉妬・罪悪感・怒り・後悔など強い感情に苦しんでいる場面で使われる。“eaten up with jealousy”・”eaten up by guilt”・”eaten up inside” など記事の会話例で実際の使い方が確認できる。
- “eaten up with/by + 感情” の形が基本。“eat me alive” と似た表現だが、“eaten up” は感情に完全に支配されている状態を強調する。“consumed by”・”torn apart by” との違いも記事で解説。
eaten up は「嫉妬・罪悪感・怒りなどに内側から蝕まれている」という意味の表現です。感情が心を食い尽くすイメージで、強いネガティブな感情に支配されている状態をネイティブが自然に表現するときに使います。
企業CEOの通訳を10年担当してきた筆者が、このフレーズの本当のニュアンスと使い方をわかりやすく解説します。
「eaten up」の基本的な意味
eaten up は「(強い感情に)内側から蝕まれている・完全に支配されている」という意味の表現です。
感情が心を「食い尽くす(eat up)」イメージから来ており、嫉妬・罪悪感・怒り・後悔など、コントロールできないほど強い感情に消耗しきっている状態を表します。
“eaten up with/by + 感情” の形で使うのが基本で、感情の対象を明確に示せます。
どんな場面で使うのか
嫉妬に苦しんでいるとき
他人の成功・恋人・持ち物への強い嫉妬心に消耗している場面。
罪悪感・後悔に苦しんでいるとき
過去の行動への後悔が頭から離れず、心が蝕まれている場面。
怒り・恨みに支配されているとき
誰かへの強い怒りや恨みが消えず、精神的に消耗している場面。
会話例5選
【嫉妬に蝕まれる】
A: Why does he keep checking his ex’s Instagram?
B: He’s eaten up with jealousy. He can’t let go.
(なんで元カノのインスタばかり見てるの? / 嫉妬に蝕まれてるんだよ。吹っ切れてないんだ。)
【罪悪感に苦しむ】
A: She hasn’t been herself lately.
B: She’s eaten up by guilt over what happened.
(最近彼女らしくないね。 / あの件への罪悪感に蝕まれてるんだよ。)
【後悔に消耗する】
A: I keep thinking about what I should have said.
B: Don’t let yourself get eaten up by regret. It won’t change anything.
(あのとき何を言えばよかったか、ずっと考えてしまう。 / 後悔に蝕まれないで。何も変わらないよ。)
【怒り・恨みに支配される】
A: He’s still angry about what they did years ago.
B: He’s eaten up inside. All that resentment is destroying him.
(何年も前にされたことにまだ怒ってるんだよ。 / 内側から蝕まれてる。その恨みが彼を壊してるよ。)
【不安に蝕まれる】
A: She can’t sleep before every exam.
B: She gets eaten up with anxiety. She’s always been like that.
(試験前は毎回眠れないんだって。 / 不安に蝕まれちゃうんだよ。ずっとそうなんだ。)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
似た表現と比較すると、「eaten up」の特長がよくわかります。
| 表現 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| eaten up with/by | 〜に内側から蝕まれている | 感情に完全に支配されている状態・慢性的 |
| eat me alive | 〜が心を食い尽くす | じわじわと苦しめられている・進行中 |
| consumed by | 〜に完全に支配されている | フォーマルでも使える・やや文語的 |
| torn apart by | 〜に引き裂かれる | より激しい感情的苦痛を表す |
| haunted by | 〜に取り憑かれる | 過去の記憶・トラウマに特化 |
eaten up と eat me alive は似ていますが、eaten up は感情にすでに支配されている完了・状態のニュアンスが強く、eat me alive は今まさに蝕まれている進行中のニュアンスが強いのが違いです。
使い方のポイント・注意点
「eaten up with/by + 感情」の形が基本
“eaten up with jealousy”・”eaten up by guilt” のように前置詞 “with” または “by” の後に感情を続けます。どちらも自然です。
「eaten up inside」も自然な表現
“He’s eaten up inside.” のように “inside” を添えると、内側から蝕まれているというニュアンスがさらに強調されます。
否定的な感情にのみ使う
嫉妬・罪悪感・怒り・後悔・不安など、ネガティブな感情に限定して使います。ポジティブな感情には使いません。
カジュアル・フォーマル両方で使える
日常会話だけでなく、小説・ドラマ・映画でもよく登場する表現です。
まとめ:「eaten up」の意味
eaten up は「(嫉妬・罪悪感・怒りなどに)内側から蝕まれている・完全に支配されている」という意味の表現です。
強いネガティブな感情に消耗しきっている状態を表すときに使えます。”eaten up with jealousy”・”eaten up by guilt” など、感情とセットで覚えておくと会話で使いやすくなります。
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